看護師が50代で再就職するなら、定年後の再雇用も視野に入れよう!
更新:2018/09/21
[転職]こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!
看護師の50代での再就職について、今回はお話ししたいと思います。
「もう50代だけど、この年で再就職って、やっぱり難しいかな?」
「今の職場は忙し過ぎて体力が持たない…今のうちに定年後も働ける職場に移りたい!」
「看護師も50代になったら、条件が良い就職先なんてもう見つからない?」
そんな不安を訴える声を耳にします。
正直に言って、50代での再就職は簡単ではありません。
でも、条件を絞って上手に探せば、まだまだ50代でも再就職はできます!
今回は、「50代でも再就職したい」「できるだけ好条件で新しい就職先を見つけたい!」というあなたのために、50代で再就職に成功する秘訣をお教えします!
看護師が50代で再就職する理由とは?年齢ならではの深刻な悩み
看護師が50代で再就職するケースは、決して少なくありません。それは何故でしょうか?
50代の看護師と言えば、その殆どが経験の長いベテランナースなのではないかと思います。
大抵の仕事は卒なくこなせてしまう反面、体力や気力の衰えを感じ出し、若い頃とは違って、定年後の自分が何となく想像できるようになってきたのではないでしょうか?
ふと鏡を見れば、そこには疲れ果てた顔の自分がいて、「このままじゃダメかも……」と漠然とした不安を感じることもあるはずです。
そんな50代の看護師が再就職を考える理由とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
- 50代で再就職する理由ベスト5
- 定年後も再雇用制度(継続雇用)がある職場で働きたかったから
- 体力の衰えを感じ、今の労働環境を改善したかったから
- 責任のある立場や今の人間関係から逃れたい
- 親の介護や孫の子育て支援など、家庭の事情によるもの
- 子供が大きくなったので、そろそろ復職したい
50代で再就職する理由ベスト5
看護師が50代で再就職を考える理由は人それぞれですが、主な理由には次のような内容でした。
- 定年後も再雇用制度(継続雇用)がある職場で働きたかったから
- 体力の衰えを感じ、今の労働環境を改善したかったから
- 責任のある立場や今の人間関係から逃れたい
- 親の介護や孫の子育て支援など、家庭の事情によるもの
- 子供が大きくなったので、そろそろ復職したい
このような事情により、再就職を考える人が多いという結果でした。
定年後も再雇用制度(継続雇用)がある職場で働きたかったから
看護師も50代になると定年退職までのカウントダウンも、残す所あと僅かとなります。
40代の頃は定年後の自分の姿など想像もできませんでしたが、50代になると、そろそろその姿がおぼろげながら見えて来るはずです。
「私は定年を迎えたら、年金をもらって、悠々自適にのんびり過ごすの~」なんていう浅はかな夢を見ていた頃もありましたが、現実はそう甘くはありません。
今の50代のナースが年金だけで生活できるかと言えば、そんなのは夢の又夢だからです。
20代からコツコツと厚生年金を払い続けていたとしても、個人差はありますが、65才以降にもらえる年金などせいぜい20万円前後です。
家のローンが残っていたり、自分の老後のことを考えれば、少しでも働いていかないと生きてはいけません。
そうなると、国公立の病院や忙しい大規模病院は、定年後の再雇用(継続雇用)はほぼありませんし、忙しい総合病院なども再雇用してもらうには、体力的に無理があります。
そうなると、ここはやはり少しでも需要のある50代のうちに、別の職場に再就職をしておこうと考える訳です。
体力の衰えを感じ、今の労働環境を改善したかったから
50代になると、若い頃が嘘のように、あちこち痛くなってきます。
五十肩に慢性的な腰痛、高血圧や高コレステロール血症、何か無理をするとすぐに体調を崩すようになります。
「このまま60代、70代と歳を取っていったら、果たして自分はどうなってしまうのか?」なんていう漠然とした不安まで出てきます。
もちろん夜勤も体力的に辛いですから、「夜勤の無い環境に移りたい」「残業の少ない環境へ移りたい」「もっとのんびり仕事をしたい」と思うようになります。
これから先、定年を過ぎても無理をせずに働ける環境に再就職したいと思うのは当然のことと言えます。
責任のある立場や今の人間関係から逃れたい
看護師も50代になると、主任や師長になったり、教育担当や委員会の主要メンバーになったりと、とにかく責任のある立場に就くケースが増えます。
責任のある立場と言うのは、ストレス満載でとにかく疲れます。
毎日毎日勝手なことばかり訴えてくるナースは、本当にうんざりしますよね。
「正直もうたくさん!」って感じです。
そして「私はもう十分に頑張ったから、そろそろこの苦痛から解放されたい」と、今の職場を辞め、新しい環境に再就職をしようとする看護師も増えています。
親の介護や孫の子育て支援など、家庭の事情によるもの
看護師が50代になると親も高齢になりますので、当然の事ながら「介護」という問題が出てきます。
仕事をしながら自ら親の介護をしたいというナースも多くいますが、問題になるのは協力者の不足です。
身内はあまり当てになりませんし、訪問看護や介護ヘルパーを導入したいと考えても、介護認定で要介護認定が下りなければ、費用的に導入するのも難しく、あまり現実的ではありません。
そうなると、やはり自分が介護をしなければなりませんが、介護するにはかなりの気力と体力が必要になります。
そのため、少しでも体力が温存出来て、夜勤や残業のない職場へ移りたくなります。
また、自分の子供に孫の面倒を見てほしいと言われるケースも増えるようで、「孫が小さいから、世話をするので夜勤ができない」、「早く帰って孫の世話をしなきゃならない」と言った家庭の事情で他の施設へ再就職を考える人も少なくありません。
子供が大きくなったので、そろそろ復職したい
出産・子育てのために一旦仕事から離れていた人が、子供が大きくなったのでそろそろ復職したいというケースも増えています。
50代でブランクの長い人は、採用側もこちらの足元を見てきます。面接の際は職場選びをしっかりし、面接の際は細心の注意を払いましょう。
→子供が大きくなったのでそろそろ復職したいと思っている人はこちらもチェック!
→体力に自信がないので、できれば夜勤はやりたくない……と言う人は、こちらもチェック!
→看護師の50代の再就職を成功させたい! という方はこちらをチェック!
看護師の50代の再就職は難しい?!採用担当者のホンネ
看護師の50代での再就職は難しいと言われる原因を、次に掘り下げてみたいと思います。
雇用側が50代の看護師を採用するには、ある一定の条件があります。
それは「やる気があって、仕事の選り好みをしない人」という事です。
「えっ?!そんなの当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、50代の看護師を採用した際に、その現場から「やる気がない」「仕事を選り好みする」というクレームが入るケースが多いそうです。
当然、新しく入って来た50代のナースがふてぶてしく仕事の選り好みをすれば、若いナースの士気は下がります。
そうなることを避けるため、50代の看護師は採用しないという病院まであるほどです。
そこで今回は、50代のナースが面接で不採用となった「不採用理由」を具体的に挙げ、そこからどんな対策をしたら良いのかを、一緒に考えてみたいと思います。
- 50代の不採用理由は思っていたよりシビアだった
- まさか3連続で不採用になるとは思っていなかった
- 安易な転職は自分の経歴を汚すと思い知った
- 面接の時は新人ナースを思い出し、明るさと謙虚さをアピールしよう
- 総合病院や大規模病院ですんなり採用が決まる場合は要注意
50代の不採用理由は思っていたよりシビアだった
50代の看護師の面接後の不採用理由は、以下の通りです。
- やる気が感じられない
- 顔色が悪く不健康そう
- 服装に清潔感がない
- 面接態度が悪い
- 悪い意味で場馴れし過ぎている
やる気が感じられない
受け答えに覇気が感じられず、面接中の受け答えにもやる気が感じられない。
顔色が悪く不健康そう
笑顔が少ない上に化粧もせず、顔色が悪く見えて不健康そうだ。
服装に清潔感がない
白髪交じりの髪をボサボサのまま纏めもせず、服もヨレヨレで清潔感がない。
面接態度が悪い
面接中に私用の携帯電話が鳴ったら、その電話に出るなんて常識を疑う。
悪い意味で場馴れし過ぎている
おばちゃんパワー全開で場馴れし過ぎている。
面接官への敬語を忘れたり、会話の流れで前の職場の悪口を平気で言ったりする。
こういう看護師を雇用すると若い看護師のモチベーションが下がる。
……と、かなり厳しいダメ出しのオンパレードです。こ
んな風に言われたら、いくらメンタルの強いベテランナースでも、へこんでしまいますよね。
しかし、看護師は患者様と直接関わる仕事ですから、やる気も清潔感も大事です。
見た目が不健康そうだったら、「こんなナースにまかせて良いの?」と患者様が不安に思うのも当然かと思います。
面接担当者の言う通り、やはり改善するべき点は改善していかなければならないと思います。
ここで、50代で再就職の面接をしたナースの体験談を少しだけお伝えします。
まさか3連続で不採用になるとは思っていなかった
55才 女性 看護師歴33年
息子が都内の大学に通うタイミングと娘の都内への就職が決まったタイミングが重なったため、神奈川県内のマンションを売却し、思い切って都内へ転居しました。このタイミングで定年後も働ける職場への再就職をしようと、健診センターと老健、透析センターへ応募し面接をしましたが、何故か3か所とも不採用でした。今は片道2時間かけて、前の職場に通勤しています。
不採用になった原因を知りたくて、今の職場で仲の良い上司に話をしたところ、ここで思いがけないダメ出しをされました。まずは履歴書の不備。そして面接を受けた際の服装と受け答えのマナーの悪さ、そして生まれつきの早口がせっかちな印象を受けると指摘されました。正直、看護師なら50代でもまだまだイケると世の中を甘く見てた事を思い知らされました。
今度はきちんと情報収集し、面接のマナーを勉強してから再就職に臨みたいと考えています。
→面接官に一目置かれるきちんとした履歴書を書きたい!という方はこちらもチェック!
→きちんとした面接時のマナーを詳しく知りたい!という方はこちらもチェック!
安易な転職は自分の経歴を汚すと思い知った
52才 女性 看護師歴28年
5年前に院内の管理職試験に合格し病棟課長(師長)に昇格したものの、あまりの大変さに降格を申し出たら却下され、以後副看護部長に嫌味を言われ出して、何かと虐められるようになりました。耐えきれずに退職し、今度は中規模病院に転職したのですが、そこでも管理職をさせられ、結局ダメで1年未満で退職……。自分はほとほと管理職には向いていないと思い知らされました。
そこで今度は管理職をしていたことを隠して別の病院の面接をしたのですが、前の病院を1年足らずで辞めた理由を聞かれ、ついつい管理職をしていた事と人間関係の悪さを話してしまったら、不採用になりました。
限界を感じた私は、その後転職サイトに登録して、担当してくれるコンサルタントの方に今までの経緯を話しました。するとやはり、短期間での退職と、管理職をしていたことを職務経歴書に記載していなかったことが良くなかったのではないかとの事でした。あとは、自分でも全く意識していませんでしたが、管理職をしていたという事で、やや態度が上から目線なのだとか……。これには少しショックを受けました。
そこで今度は、「もう管理職はしたくない」という事と、小規模の病院でのんびり長く働きたいことを伝えたら、すぐに希望に沿った病院を紹介してくれて、今はスタッフとしてのんびり働いています。ここは定年も65歳で、その後の継続雇用も可能です。
やはり、自分一人であれこれ悩むよりも、誰かが親身になって協力してくれるって、凄く有難い事だと思いました。
皆さん、やはり大変な思いをして就職活動をされているんですね。
50代のベテランナースの場合、確かに自分は意識していないかもしれませんが、その態度やしぐさから「ベテラン臭」がプンプンしているものです。
その匂いが鼻について嫌という面接官もいますので、ここは面接前に、消臭剤をたっぷり体中に吹きかける必要性がありそうですね……。
面接の時は新人ナースを思い出し、明るさと謙虚さをアピールしよう
50代のベテランナースを採用する側には、「この人はベテランだから、これぐらいの態度は大目に見よう」なんていう考えは全くありません。
逆にベテランオーラを発揮しすぎるとあからさまに敬遠されます。
前のダメ出しも参考にしつつ、50代の看護師が再就職の面接をする際は、以下の事に気を付けましょう。
- 初心に返り、あくまでも謙虚な態度を心掛ける
- 返事はハキハキと明るくし、笑顔を忘れない
- 身だしなみは綺麗かつ清潔に整える
- 面接担当者には必ず敬語を使い丁寧な口調で答える
- 「新人として頑張る」という姿勢を示す
どれだけベテランな看護師でも、再就職先では新人です。
明るく謙虚な姿勢で面接に臨みましょう。
総合病院や大規模病院ですんなり採用が決まる場合は要注意
50代の看護師が再就職をする場合、大きな障害になるのはお給料です。
経験年数が多ければ多いほど、また管理職の経験や所有する認定資格が多ければ多いほど、病院側はお給料を高く設定しなければなりません。
しかし、長年働いていた病院でお給料が良いのは、継続勤務に対する加算に他ならないので、いくら看護師経験年数が多いからと言って、転職をするとお給料の額は少なくなるのが普通です。
管理職や医療安全管理者、認定看護師や専門看護師などは需要が高く、中規模の総合病院や大規模病院でも採用してくれるケースは多いですが、それ以外で、専門的な資格を持たない看護師を2つ返事で採用する所は、かなり人手が不足しているブラック病院の可能性があります。
『看護師なんて質より量だから数だけ揃えれば良い』という病院の場合、経験年数などはほぼ無視で採用を打診してきます。
その場合、基本給の経験年数加算などほぼ頭打ちで、本当は大した額ではないのですが、残業が多いので提示された金額が多く見えます。
「定年後を見据えた最後の再就職」なのに、ブラック病院になんて捕まってしまったら、定年まで使うだけ使われてあとはポイ!…です。そんな事にならないように、ブラック病院にはくれぐれも気を付けましょうね。
→ブラック病院だけは嫌!どうにかして回避したい……という人はこちらをチェック!
→中途採用でも上手に再就職したい!という方はこちらもチェック!
→看護師の50代の再就職を成功させたい! という方はこちらをチェック!
看護師の50代の再就職を成功させるには希望先を厳選する
看護師で50代での再就職を希望している人に対して、雇用側が一方的なイメージを持ち、敬遠してしまう病院は少なくありません。
しかしその一方で、50代のパワーや底力を求めている職場も沢山あります。
看護師が50代での再就職を成功させるためには、どんな点に気を付けなければならないのか、これからは職場選びの注意点や成功の秘訣についてお話しします。
- 雇用側は50代の看護師に何を求めているのか?
- 50代の看護師を歓迎してくれ、再就職がしやすい職場
- 求人欄にこの項目が記載されていたら避けた方が良い項目
- その他に、情報を確認しておきたい内容
雇用側は50代の看護師に何を求めているのか?
雇用側が50代の看護師を敬遠するのとは反対に、「50代でも、こういうナースなら是非雇いたい」と思うのはどのような看護師なのでしょうか?
- 後輩ナースを纏め上げる管理能力とリーダーシップのあるナース
- 豊富な看護経験に基づいた技術や判断力のあるナース
- 広い視野を持ち患者やスタッフに臨機応変に対応してくれるナース
かなりハードルを上げられている気がしますが、確かにこういう人材であれば大歓迎されますね。
この項目だけ見ればかなり高度な知識や技術を持った崇高なナースという感じがしますが、実はあなたも自分が気付いていないだけで、本当は凄いナースなんですよ?
このような優れた点を評価して、50代の看護師の採用を率先して行う病院や施設もまだまだたくさんあります。
50代の看護師を歓迎してくれ、再就職がしやすい職場
50代の看護師は様々な経験を積んでいますので、どんな環境でも適応できます。
要するに仕事の幅が広いという強みがあります。
その中で、自分は今後どんな仕事をしていきたいかという希望を明確にして、自分に合った職場選びをする事が大切です。
特に50代の看護師を歓迎してくれる勤務先としては、クリニックやデイケア施設、訪問看護ステーションや有料老人ホーム、介護関連施設などがあります。
- クリニック
- デイケア
- 訪問看護ステーション
- 有料老人ホーム
- 介護関連施設
クリニック
入院施設がないところが殆どで、慢性疾患で通う人が多い職場です。
看護師は問診、バイタル測定、採血、点滴、検査補助など医師の補助業務を行います。
勤務時間が固定されており、夜勤はありません。
体力を酷使する事はありませんので50代の看護師の再就職先には向いています。
定年後の継続雇用をしてくれる所も多くあります。
デイケア
高齢者や障害者向けの様々なデイケア施設があります。
看護師は利用者のバイタルチェックを行い、介護補助業務等を行います。
勤務時間もその施設により違いますが、夜勤はありません。
業務内容も比較的のんびりしたプログラムが多く、体力を使う仕事は少ないので50代の看護師の再就職先には向いています。
定年後の継続雇用をしてくれる所が多くあります。
訪問看護ステーション
こちらは幅広い知識が求められるので、50代の看護師が歓迎される領域でもあります。
自宅療養を行う患者さんが利用します。
看護師はバイタルチェックや入浴介助、採血などの看護ケアを提供し、患者さんの療養生活をサポートします。
夜間の訪問を受け入れている所もありますが、殆どは日勤のみの勤務になります。
体力は多少必要になりますが、こちらも細く長くできる仕事になりますので、定年退職後でも継続して働くことが可能です。
有料老人ホーム
老人ホームによって利用者の方の介護度は様々です。
看護師は健康管理や医療処置が主な仕事になりますが、入浴・排泄・食事介助・機能訓練などを行ったりします。
高給有料老人ホームの場合は、日常生活の介助の殆どは介護福祉士の方が行ってくれます。
夜勤に関してはオンコール体制を取っている所もありますが、殆どは日勤のみの業務になります。
こちらも定年退職後の継続雇用をしてくれる所が多くあります。
介護関連施設
介護関連施設は、介護保険サービスで利用できる公的な施設で、介護施設としての「特別養護老人ホーム(特養)」やリハビリを中心とした「介護老人保健施設(老健)」、長期入院して療養する「介護療養型医療施設(療養病床)」などがあります。
施設によって看護師の業務は異なりますが、看護師としての知識が広く求められますので、50代の看護師の再就職の需要も高いです。ただし、看護処置が多いので、業務量が比較的多いです。
こちらも定年退職後の継続雇用をしてくれる所が多くあります。
これらの職場は、50代の看護師への需要が高いため、希望すると再就職が出来る可能性が高いです。
また、どの施設も定年退職後の継続雇用をしてくれる所が殆どですが、一応、面接の際は継続雇用の有無を確認した方が無難です。
求人欄にこの項目が記載されていたら避けた方が良い項目
50代の看護師を歓迎してくれるこれらの施設とは反対に、若い看護師を多く採用している病院などはあまりベテランの看護師を歓迎しない傾向にありますので、避けた方が無難です。
因みに、求人欄に以下の謳い文句がある場合は若い看護師の採用を中心に考えていると判断して頂いて構いません。
- 第二新卒歓迎
- 平均年齢30歳 or 20代中心の職場です
- ポテンシャル採用
- 経験不問・未経験者歓迎
- 看護師経験1年以上
- 若い看護師が活躍しています
- 掲載写真は若い看護師ばかり載っている
その他に、情報を確認しておきたい内容
50代の看護師が再就職する場合は、今の体力で長く続けられる場所なのか、定年後も働ける職場なのかという事が、再就職先を探す際の大きなポイントではあります。
しかし、長く仕事を続けて行くためには、その他にも確認しておきたい内容が沢山ありますので、できれば入職前に確認をしておきましょう。
入職前に確認しておきたい項目
- 看護師の平均年齢
- 離職率
- 時間外勤務の有無と平均残業時間
- 人間関係
- 再雇用の有無
- 退職年齢と何歳まで継続雇用が延長されるか
- 給与額と退職金額
これらの情報をまったく知らないまま転職してしまい、「このようなはずではなかった」と後悔しないよう、情報はできるだけ収集し、失敗しないように心掛けましょう。
→看護師の50代の再就職を成功させたい! という方はこちらをチェック!
看護師の50代の再就職は非公開求人にも注意を払おう!
看護師の50代での再就職についてお話してきましたが、如何でしたか?
50代で再就職をする場合、中規模の総合病院や大規模病院などは若い看護師の雇用を優先するために避けた方が良い事、50代を歓迎してくれるクリニックやデイケア、訪問看護ステーションや介護施設などの採用率が高いという事がお分かり頂けましたでしょうか。
中でも介護施設は高齢のスタッフが多く、50代の看護師が働きやすい環境にあるのでお勧めです。
その中から経験年数を評価してくれ、定年後の再雇用があるところを希望すると、雇用率も上がり、定年後の生活への安心感も得られます。
そして面接の際は、相手にやる気がないと言う悪い印象を与えないためにも、明るく謙虚な姿勢で面接に臨みましょう。
非公開求人の情報を得るために、転職コンサルタントを利用する
50代の看護師が再就職を希望する場合、自分が望む条件と、採用側が希望する条件が上手くマッチングしないと、どうしても看護師側が何らかの条件を譲歩せざるを得なくなります。
50代の看護師が、出来るだけ自分の希望する条件の職場に再就職するためには、可能な限り条件が合う職場を探す必要があり、そのためには一般公開されていない非公開の求人にも気を配る必要があります。
しかしながら、50代の看護師でも積極的に採用してくれる就職先を探したり、自分が行きたいと思った職場が、50代のナースに対してどのような条件を求めているかという細かい情報を収集するのは、かなり大変です。
日々更新される数多くの求人情報を全てチェックするのは至難の業ですし、非公開求人を探すのも、一人では到底できません。
でも、そんな時に役に立つのが再就職サイトの転職コンサルタントです。
転職コンサルタントなら、数多くの求人情報を手掛けているので、50代の看護師でも採用をしてくれる良い案件の求人リストを持っています。
勿論、非公開求人についても数多くの情報を持っていますので、オンタイムであなたに合った求人を知らせてくれます。
その上、希望する職場の様々な条件についても詳しくヒアリングしてくれますので、採用面接に有利な情報も仕入れてくれます。
不安な履歴書の書き方の指導や、面接対策も依頼すれば丁寧に指導してくれます。
看護師で50代になってから再就職を考えている人にとっては、転職コンサルタントは大変頼もしい存在になるはずです。
50代の看護師の再就職探しは確かに大変です。
でも、50代の看護師の力を必要としてくれている職場もまだまだたくさんあります。
これから先の看護師生活を充実させるためにも、転職コンサルタントを上手に利用し、是非、あなたに合った職場を見つけて下さいね。
あなたのXデーに備えて看護師転職サイトに登録しておこう!
看護師転職サイトのおすすめ
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執筆者情報
- ナースの楽園は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。
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