母子家庭の看護師に合う働き方を大厳選しちゃいました!
更新:2023/03/29
[日常業務]こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!
母子家庭の看護師についてが、今回のテーマです。
「母子家庭だから大変だけど仕方ないよね…」「母子家庭でも、もう少し働き易い職場ってないの?」と、母子家庭の看護師さんなら大抵はこういう悩みを抱えていると思います。
たしかに母子家庭の看護師は苦労性……働き方も損してばかり。
でも、ちょっと待って下さい。
そんなあなたを幸せにする働き方を教えちゃいます!
母子家庭の看護師が多い理由はここにあった!看護師ならではの苦労と女の苦悩……。
母子家庭の看護師というと珍しく感じる方もいるかもしれませんが、実は結構多いです。
何らかの理由で母子家庭になり、頑張って看護師の仕事をされている方は沢山いらっしゃいます。
夫婦で子育てをしてたって大変なのに、家事に加えて家庭内の収入をひとりで一手に引き受けるという事は、並大抵の苦労ではないはずです。
いつも思うのは、看護師と言う職業は不思議と離婚率が高く、母子家庭の方が多いという事です。
下手をすると、病棟の中の看護師の半分以上が母子家庭という時もあり、休憩室で誰かが夫婦円満の話などすると、一瞬空気が冷たいものに変わる時すらあります。
どうして看護師のシングルマザーが多いのか?
看護師は誰でも忙しく、仕事と家事や育児の両立は中々難しいのが現状です。
いくら子育てで疲れていても仕事で手を抜く事など到底出来ないので、どんどん疲れが溜まってイライラしてしまいます。
そんな時に、夫が上手に協力してくれれば、夫婦関係は円満にいくのでしょうが、世の旦那様方はそうではありません。
自分も仕事をして疲れているのだから、妻が家事をするのは当たり前、子供の世話だって、妻がするのが当たり前だと思っている人が殆どのようです。
まぁ、そんなにあからさまに言葉にして言わなかったとしても、夕食の時に夫は晩酌をし、後片付けも何も手伝わずに早々に寝てしまうのであれば、その後の片づけや子供の面倒を見るのは、当然の如く妻なのです。
そりゃあ妻の不満だって溜まるというものです。
夫に家事や子育ての手伝いをしてもらえないとストレスが溜まる
子供の将来の教育費だったり、住宅ローンの事だったり、考えれば考えるほどお金は必要です。
今の世の中、夫の収入だけで裕福な暮らしが出来る家庭など、ほんの一握りです。
そんな中、看護師にとって怖いのは仕事を辞める事によるブランクです。
子育ての期間仕事を中断してしまうと、その後看護師として現場に復帰するには勇気が必要です。
ですから、経済的な面や将来的な事を考え、出来るなら育児をしながら看護師を続けて行こうと考えるんですね。
でも、看護師の忙しい仕事を終えて家に帰ると、待っているのは山のような家事と子供の世話……。
看護師だって普通の人間なのですから、夫に手助けして欲しいと思うものなのですよ。
看護師の場合は、「お前が好きで仕事をしているんだ」と言われる
挙句、疲れているから手伝ってほしいと言うと、「そんなの、お前が好きで看護師やってるんだから、仕事と家事を両立させるのは当たり前だろ?嫌だったら、子育ての間だけでも俺の給料でやりくりしてみろよ?」とか言われた時には、耐え忍んでいた火山がドッカーンと噴火してしまうのです。
これは母子家庭になった人たちから直接聞いた話ですが、「家事に、子供に、口煩い大きな子供(夫)の面倒まで見れない!」というのです。
加えて、構ってもらえないからという身勝手な理由での夫の浮気……。
これだけは皆さん、どうしても許せないようですね。
ほとんどの場合、これが決定打になっています。
経済的にも何とかできてしまうから、別れてしまう
夫の浮気など、どうしても夫婦としてやっていく上で許せない問題が出てくると、看護師の場合離婚してしまうケースが多いようです。
これは、自分の収入だけで生活が出来てしまうという経済的な基盤があるため、すぐに別れても構わないという選択になってしまうのでしょうね。
別れる時点では、母子家庭になると生活が大変だということは頭では分かってはいても、この時はまだ現実味がないので、意外にあっさりと別れてしまいます。
中には子供の事を考え、我慢して一緒に暮らしているという方もいらっしゃいますが、仮面夫婦でも一緒に暮らした方が子供のためなのか、それとも自分と子供の人生のために別れたほうが良いと思うかは、その人の人生で、それぞれの考え方ですのでコメントは控えましょう。
ただ、夫からのDVがある場合だけは、我慢せずに早急に別れることをお勧めします。
これに関しては私も何回か関わったことがありますが、人権、また人命に関わる大問題ですので、相談をすれば上司は必ず協力してくれるはずです。
母子家庭になった後、看護師になる人も多い
これは最近特に増えた印象を受けるのですが、何らかの理由で母子家庭になってから、看護師の資格を取って入職してくる人が増えたという事です。
おそらく、女手一つで働いて子供を育てるなら、資格を取って、収入も就職先も安定した看護師になるのが良いと思っての事なのでしょうが、正直これは如何なものかと思ってしまうのです。
もともと看護師として働いていた人がシングルマザーになるなら、看護師の仕事の大変さを理解しているので続けられますが、せっかく頑張って資格を取っても、いざ看護師になってみたら「こんなにしんどいと思わなかった」「こんなに時間が不規則で、家に帰れないなら、OLの方がマシ」と言って辞めてしまう方が多いからです。
資格を取るまでのお金と時間を考えたら、本当にもったいない話ですよね。
→「母子家庭の看護師として働くなら、どういう働き方が良いのかが知りたい!という方は、こちらをチェック!」
母子家庭の看護師の働き方
母子家庭の看護師に良く相談されるのは、自分の勤務形態をどうしたら良いかという事です。
子供がまだ小さいので日勤だけにしたいが、お給料もある程度欲しいので夜勤にも入りたい……という、相反する悩みです。
子どもがまだ小さい場合は、日勤だけのシフトにするケースが多い
子供はとかく寂しがり屋です。小学校低学年頃までは、子供を一人にするわけにも行きません。
また突発的な病気もしやすいので、母親が日勤帯で急に休んでしまうのは仕方ないにしても、夜勤帯で休まれるのは病院側としても控えてほしいものです。
例えば子供が成長し、中学生ぐらいまで成長したとしても、夜勤をすることで家を空けるのは、子供にとって寂しい思いをする事に他なりません。
子供の気持ちや突然の病気(風邪など)を考えると、いざと言う時に子供の面倒を見てくれる協力者(親や友人)などがいない場合は、やはり日勤だけにするしかないという事になってしまいます。
協力者がいる場合は夜勤にも入るケース
加えて、今後の子供の教育費や生活の事を考えると、夜勤をして少しでもお金を蓄えておきたいという人もいるはずです。
母子家庭の場合、生活ももちろんかかってきますので、夜勤をすることで、月に3万~5万円は収入が違いますので、はやり夜勤をする・しないというのは大きな問題になってきます。
親が近くにいるので、夜、子供の面倒を見てもらえる場合は夜勤に入る事も可能ですが、そうでなければ職場に24時間子供の面倒を見てくれる託児所が無ければ、夜勤をするのは難しいでしょう。
シングルマザーは頑張り屋さん
そんなこんなの様々な事情を抱え、母子家庭になったシングルマザーの看護師は、とにかくよく働きます。
子供の具合が悪かったり、学校の用事で休むことはありますが、それは子供を抱えた看護師であれば誰でもある事ですから大丈夫です。
突発のお休みの穴埋めをするべく、普段大変良く働いてくれるのがシングルマザーの看護師です。日頃のそういう頑張りがあるので、同じ看護師同志「持ちつ持たれつ」という関係性が気付けていくのでしょうね。
フルタイムは無理だから、短時間パートでやりくりする場合
看護師で日勤だけの勤務だとしても、常勤で勤務していると、どうしても残業が発生したり、研修会などがあったりして、定時には上がれない事も多々あります。
ですから、子供が小さいうちはどうしても短時間のパートで、残業は絶対にしたくないという人もいます。
しかし、この場合収入的にはかなり減りますので、シングルマザーの看護師も生活的にはかなり切り詰めて行かなければならないでしょう。
→「母子家庭の看護師として働くなら、何にこだわるべきか知りたい!という方は、こちらをチェック!」
母子家庭の看護師のタイプ
個人的にかなりたくさんのシングルマザーの看護師を見てきましたが、シングルマザーには主に2つのタイプがあります。
親の協力でまったり、時間のゆとり優先型
このタイプでは、看護師になってからシングルマザーになったのではなく、シングルマザーになってから看護師の資格を取得した方に多いようです。
先立つもの(お金)は欲しいのですが、やはり子供との時間を長く取りたいとの思いが強いようです。
子供が小さいうちは夜勤はしたくない、研修会などでの居残りや残業も敬遠する傾向があります。
24時間保育所のある病院でバリバリ夜勤をやるよりも、時間内で仕事を終わらせ、早めに帰宅し、時間にゆとりを持った生活がしたいタイプの方です。
看護師なんだから、バリバリ仕事しますタイプ
こちらは、24時間保育所に子供を預け、夜勤も残業もバリバリやりますというタイプのシングルマザーです。
看護管理者側から「子供が待ってるんだから、もういいよ?上がったら?」と言うまで仕事をするので、時折彼女がシングルマザーであることを忘れてしまうほどです。
でも、子供も保育所で子供同士で遊んでいるので、逆に寂しくないのか、母親の仕事というものを子供ながらに解っています。
託児所に赴いて、私が「お母さん今大事なお仕事なの。もうすぐお迎えに来るから待っててね?」と子供に声をかけると、気丈に「うん、平気。ママとっても偉いお仕事してるから、大丈夫!」と笑顔で答えてくれます。
思わず胸がキュンと切なくなってしまいました……。
母親が偉ければ、その子供たちも偉いんですね。
出来るだけ勤務調整をし、残業時間を減らせるように協力してあげたいと思うものです。
→「母子家庭の看護師として働くなら、生活が楽になる福利厚生の良い病院で働きたい!という方は、こちらをチェック!」
母子家庭の看護師なら、託児所と正社員にこだわって!
母子家庭で看護師を続けて行きたい、もっと生活を楽にしたいと思うのならば、大切なのは働く場所を厳選するという事です。
単に託児所があるから、夜勤を免除してくれるら……という理由で選んでいてはいけません。
託児所にも色々ある
その病院によって、経営している託児所には微妙に差があります。
まずは、日勤だけの託児所です。
ここはシングルマザーの看護師は夜勤をしないことを前提で託児所を設けています。
勿論、病児保育などはしてくれず、普通の託児所と何ら変わりありませんから、子供が熱を出したりすると、直ぐに母親が呼び出されてしまいます。
この場合、調子の悪い子供を抱えて家に帰らねばいけない訳ですから、当然母親はお休みしなければいけません。
あっという間に休み(公休や有給休暇)が無くなってしまいます。
有給休暇が無くなり欠勤なんて事になれば、もちろんお給料だって減りますから、生活にも影響が出てきます。(パートの方は休んだ分お給料が入りませんから、そのままお給料に響きます。)
そういう点では、やはり24時間保育の託児所があり、ある程度の発熱などは託児所で面倒を見てくれる職場が理想です。
中には母親の代わりに、体調の悪い子供の受診に付き添ってくれる託児所までありますが、そういう託児所は最近では珍しくなってしまいましたね。
なるなら断然正社員
前にも少し話しましたが、子供との時間を優先させるためにパートや非常勤で働くというのはあまりお勧めしません。
先立つものはどうしてもお金になってしまいますから、非常勤と常勤では、年間200万円ほど収入が違うので、ここはやはり正社員として働くべきです。
勿論、正規雇用されれば、様々な手当てが付きます。
扶養手当も入りますし、母子家庭と言うだけで住宅手当や調整手当が高くなるケースも多くあります。
また、パートや非常勤の場合は、夏休みや年末年始などの特別休暇がないので、子供とゆっくりどこかに出かけたり、連休を取ってのんびりしたりという事もできません。
母子家庭として同じく看護師を続けて行くのなら、お給料が多くて生活も楽になる正社員として働くことをお勧めします。
→「母子家庭の看護師として働くなら、生活が楽になる福利厚生の良い病院で働きたい!という方は、こちらをチェック!」
母子家庭の看護師の職場探しは転職コンサルタントの手を借りるべき!
いかがでしたか?
母子家庭の看護師が仕事をするのなら、正社員として、24時間(病児保育も含めて)子供を見てくれる託児所で、様々な福利厚生を利用して働く事がお勧めです。
自分で仕事を探すとき、母子家庭の看護師としてハローワークやナースバンクで託児所付きの病院を探すことは可能です。
しかし、その内情までヒアリングし、的確に判断することはとても難しいのが現状です。
雇用時に説明を受けた内容と実情が違う場合もある
「シングルマザーの看護師さん、大歓迎」とか、「託児所完備」とか色々な謳い文句を並べていても、実際に勤務してみたら託児所は24時間稼働していないとか、稼働していたとしても、時間外保育は1日当たりいくらと有料だったり、病児保育は受け付けていない等、細かい点を確認しないと後で後悔する事になり兼ねません。
託児所内の雰囲気も大事
託児所で預かっている子供の親がとにかく神経質で、病児保育がOKなのに、「咳をしている子は他の子への感染源になるから預からないでください!」と文句を言い、トラブルになるケースがあります。
通常、感染症の可能性がある場合は、別室で対応し、感染症の種類によっては預かれない等、それぞれの保育室によって細かい取り決めがあるのですが、それがしっかりしていない保育室は得てしてこういうトラブルが絶えません。
実際、自分で見学しただけでは、そこまでヒアリングするのは難しいと言えます。
扶養手当や育児手当など、細かい手当についての交渉が大事
看護師にとってお給料が高い病院や福利厚生が手厚い病院と言うのは優良案件で、中々自分で探すのは難しいのが実情です。
残業はほぼ無いと言いながらも、就職してみたら残業ばかりで全然話と違うというケースも多くあります。
転職サイトの転職コンサルタントであれば、きちんと確認してくれますし、入職後のフォオローもきちんとしてくれます。
入職時の各種手当の交渉も、事前にきちんと相談をしておけば、転職コンサルタントが交渉してくれます。
ですからここは、転職サイトに登録し、転職コンサルタントに是非お手伝いしてもらいましょう。
転職サイトには福利厚生の手厚い非公開求人も多くありますし、転職コンサルタントが託児所の内情も詳しく確認してくれます。
今後の人生を豊かにするためにも、福利厚生の良い、託児所完備の病院で働いて、母子家庭でもゆとりを持った生活ができるよう、転職コンサルタントに相談してみてはいかがですか?
きっとあなたに合った、働きやすい良い病院を探してくれるはずです。
あなたのXデーに備えて看護師転職サイトに登録しておこう!
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執筆者情報
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