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新人看護師が半年で辞めたい?その原因と解決策!

更新:2019/03/08

[悩み, 新人看護師]

新人看護師が半年でいよいよ辞めたい?その原因と解決策!

こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!

新人看護師が半年で辞めたいと思ってしまうのは珍しいことではないと、ご存知でしたか?

そう、あなたは決して忍耐力のないレアケースではないのです。

新人看護師が半年で辞めたくなる原因と解決策についてお教えしましょう。

新人看護師が半年で辞めたいと思うのは早すぎる?

新人看護師が半年で辞めたくなるのは早いのでしょうか、それとも普通なのでしょうか?

看護師になって意気揚々と新しい職場に来たものの、いざ仕事をしてみると「こんなはずじゃなかった」と思うことは多いはずです。

それもそのはず、入職当時は職場環境と仕事に慣れるために無我夢中で頑張っていたのに、ふと周りを見回すと、その理想と現実が大きく食い違っている事に気づいてしまうのです。

現実を知り、自分の中に違和感が芽生えると、辞めたいと思うようになる

新人看護師が辞めたいと思う理由は人それぞれですが、辞めたいと思う人は入職して間もなく心の中に何らかの違和感が芽生えて来るようです。

その違和感は人それぞれ違うようですが、違和感の大きい小さいで辞める時期が変わってきます。

例えば入職してすぐに「この職場は自分に向いていない」と強く思えば、すぐにでも辞めたくなるでしょうし、最初はそれほどではなくても徐々にその違和感が形を形成してくるにつれて、2ヶ月で辞めたくなる人もいれば、3ケ月目、4ケ月目で辞めたくなる人もいる訳ですね。

そして、半年ほど経って冷静に周りを見回せるようになった頃、改めて辞めたい気持ちが強くなってしまう人が多くなるのかもしれません。

それでも、周囲からのフォローがあれば、仕事を続けて行こうと思い直せる

看護師という仕事はとてもハードです。常に走り回って体力を必要とする上に、命に直結する仕事なので精神的にも緊張を強いられます。

「大変な仕事だとは知っていたけど、こんなにも大変だとは思わなかった…。私は本当にこの仕事がやっていけるんだろうか?」と改めて現実と自分の実力に向き合わなければいけないのもこの半年後という時期です。

とにかく色々な事で落ち込み、悩み、リアリティショックに陥ります

でも、リアリティショックにどっぷりと浸かった辛い状況になっても、同僚や先輩たちのフォローがしっかりとあれば、自らの気持ちを立て直すことが出来、何とか仕事を続けて行こうと思えるようになるものです。

リアリティショックに陥る原因は色々とあり、その解決方法も様々です。

こちらで解説すると長くなってしまいますので、詳しい内容は「新人看護師が直面するリアリティショックについて考えてみましょう。」をご覧になってみて下さい。

あなたにも思い当たる事があるかもしれませんよ?

新人看護師が半年後に辞めたいと思ってしまうのは、やはり人間関係が原因

新人看護師が半年で辞めたいという気持ちになる大きな要因として、人間関係がありますね。

入職して間もなく理想と現実の違い(リアリティショック)という大きな壁にぶち当たり、多くの新人看護師はそれでも数年は何とか今の仕事を続けて行こうと、辞めるのを踏みとどまります。

しかしそれは、あくまでも周囲のフォローがあってのことです。

自分は看護師としてやっていけるのかと悩んでいる所へ、何のフォローもなく、その上先輩看護師にダメ出しをされて追い込まれたとしたら、とても仕事を続けて行くことなど出来ません

本当に実在する「新人つぶし」の先輩看護師

こんな事を言ってしまっては凄く失礼かもしれませんが、就職してまだ数年という先輩看護師の中には、「どうしたらそんなに偉そうにできるの?」と思えるぐらい、新人看護師に対して態度が横柄な看護師がいます

皆の前で新人看護師を大きな声で注意したりする割には、その後の新人看護師へのフォローがなかったり、根拠のないダメ出しが多かったりします。

「どうしてそうやったの?ちゃんと理由を考えてみて!」と言われ、新人看護師は頭をフル回転させて色々な答えを絞り出すのですが、「まだあるでしょ?!」と追い詰め、しまいには「明日までレポートね!」と突き放します。

翌日、ほとんど睡眠も取らずに書き上げてきたレポートを受け取ると「あぁ、あとで見とく」とテーブルの隅に投げ出し、暇な時間に仲間の看護師とそのレポートを読みながら「うゎ、こんな事書いてるよ…、信じられない」などと、聞こえよがしに嘲笑しながらレポートを読んだりするのです。

こういう「新人つぶし」のような酷い先輩看護師に当たってしまったら、辞めたいと思うのも当然ですね。

わずか半年でうつ病になり、回復に2年かかった事例もある

新人看護師がこの「新人つぶし」と呼ばれる看護師とそのグループに虐められ、うつ病を発症したケースもありました。

もちろん、産業医にカウンセリングをしてもらい、専門医も受診した訳ですが、無気力状態に陥ってしまい、食事はおろか身の回りの清潔も保てなくなってしまいました。

幸い家族のフォローがあり入院にまでは至りませんでしたが、彼女の場合は回復に2年もかかってしまいました

20代の一番貴重な時間を、辛い経験で過ごしてしまった彼女のことは、今思い出しても気の毒でなりません。

もっと早く通報があり、早期に介入できていれば良かったと思っています。

「彼女ほどではないんだけど、今、人間関係で悩んでるんです……」というあなたには、人間関係について書いた「新人看護師が人間関係を上手くやるコツとは何でしょうか? 」をお勧めします。

一度お読みになって、参考にしてみて下さいね。

新人看護師が半年で辞める時の口実はどうしたら良いの?

新人看護師が半年ですぐに辞めてしまうなんて、自分でも情けないし、辞めた後実際にどうしたら良いかわからないという話を良く聞きます。

でも、辛くて辞めたいと思っているのにずっと我慢をして、辞めてはいけない理由などないんです。

新人看護師が辞める時期として、半年が早すぎる訳ではありませんし、辞めたい理由がはっきりしているのなら、ずるずると不満や不安を抱えたまま仕事を続けるより、早めに見切りをつけて次の目標に向けてスタートするというのもありです。

大事なのは新人看護師のあなた自身の意思なんです。

半年で辞めるのは難しい?

しかし、実際に辞める場合は色々と難しいというのも、新人看護師の本音のようですね。

職場側としては、ようやくゲットした貴重な人材です。

1~3ヶ月の間に掛けた指導への労力やコストだけでも、結構大きなものです。

指導側にもようやく半年がんばってもらい、いよいよこれから本格的に働いてもらおうと思っていた矢先に辞められてしまっては、正直言って困る訳ですね。

きっと、あの手この手で、なんとかあなたが辞めようとするのを阻止しようとするでしょう。

でも、正直言ってそこであなたが踏みとどまれば、職場側はあなたが辞めたいと言った理由などすぐに忘れてしまいます。

そしてあなたは、また前と同じように、悶々としたままで仕事を続けることになってしまうんですね。

本音と建て前は別ですよ?

新人看護師のうちは、一人前の仕事など到底できません。

ですから言い方は悪いですが、あなたは職場にとって看護基準を満たすための一人の駒にすぎません。

それは仕事で体を壊してみて初めて、身を持って知ることになります。(私が実際にそうでした……。)

身体を壊して辛い思いをするのは自分自身であって、他の誰でもありません。

もちろん職場も責任など取りません。(労災が適用されることなどほぼ皆無です。)

ですから、辞めたい理由がしっかりとあるのなら、辞めることを私はお勧めします。

もちろん先輩看護師や師長に本当のことを言ってものらりくらりと上手にかわされますので、そういう場合は相手が辞めることを阻止できない建て前の理由を伝えれば良いのです。

建前の退職理由とは?

辞める理由として「先輩がとにかく意地悪でもう無理」とか、「残業ばっかりで友達や恋人と遊ぶ時間が全然取れない」とか、そういう本音の理由もあるでしょう。

先に言ったように仕事のハードさや自分が看護師を続けていく中で自信がないとか、自分の能力的に仕事を続ける自信がないというのもあります。

ですが、これらの理由では上司に面談でのらりくらりとかわされて、まず辞められないです。

どうしても辞めたい場合の理由として最適なのは「家庭の事情」と「病気」と「就学」です

病気の場合は診断書を持ってくるように言われたりもしますし、就学の場合は具体的な内容を確認されたりしますので、ここはやはり家庭の事情が最強とでも言うべきでしょうか。

「家族の介護や世話」が建前としては一番辞めやすいですね。

新人看護師が半年で辞めた後はどうしたら良いのでしょうか?

新人看護師が半年で辞めたとしても、その後どうしたら良いのかが判らないという話を聞きます。

確かに半年で仕事を辞めるケースとしては、前に例で挙げたように、かなり精神的にシビアなものもあり、辞めてしばらくは仕事に就けず、そのまま何もせずに過ごしている人もいます。

また、看護師という仕事を諦め、別の仕事に就くケースもあります。

ですが個人的には職場を選び直して新たに看護師として転職することをお勧めします。

職場が変われば、その教育体制や就労環境なども大きく変わります。

多くの場合は半年で辞めるに至った理由を払拭できるケースの方が多いですね。

半年で辞めたとしても、その後の看護師人生にはあまり影響しない

新人看護師が半年で仕事を辞めたとしても、その理由がはっきりとしていれば、その後の看護師人生にはあまり影響しないと言われています。

何といっても看護師は国家資格ですし、正直どこでも引く手あまたで就職先の選択肢は広いです。

また、新卒者の転職ケースとして対応してくれる職場も多くあります。

新卒者で転職をした方を第二新卒者と言い、第二新卒者向けの研修や現場への導入をケース別に設けてくれている親切な職場もありますので、安心してください。

次の職場を選ぶ際に大切な事とは?

あなたが次に選ぶ就職先としては、あなたが辞めた理由=本音を解消してくれる場所を選ぶことが大切です。

例えば、人間関係が嫌で辞めた場合は人間関係の良さそうな転職先を選べば良いですし、前の職場で散々な目に合い、看護師として仕事をしていく自信を無くしてしまった場合は、教育体制の充実した転職先を選ぶということが大切になってきます。

そうしなければせっかく転職しても、また同じように辞めたいと思うようになってしまうからです。

思い切って転職コンサルタントに相談してみよう

じゃあ、具体的に人間関係が良い転職先や研修体制の整っている職場をどうやって選べば良いのかと、おそらく迷ってしまうはずです。

そこであなたの良い相談役になってくれるのが転職コンサルタントです。

業務量が少なく残業もほぼない、お給料が良い職場というのは人間関係も比較的良いとされています。

研修体制に関しては、そのプログラムを具体的に提示してもらうことも可能です。

そういう職場を自分の力だけで探すのは正直至難の業ですから、そういう時に転職コンサルタントの力を借りる……という訳です。

看護師の転職サイトに登録し、あなたが仕事をしやすい、快適な職場を探してもらうといいですよ。

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執筆者情報

ナースの楽園編集部
ナースの楽園編集部
ナースの楽園は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。

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