看護師が年収500万円以上可の求人を選ぶ注意点は?基本4つと離職率!
公開:2022/12/21
[給料]こんにちは!Kaorunです。今日もお仕事お疲れ様です!
「年収500万円以上の求人はあるのかなぁ?」
「年収500万円以上の求人を選ぶ時の注意点って何?」
せっかく働くなら、年収500万円以上は欲しいと思っている看護師さんは多いと思います。
看護師が年収500万円以上を稼ぐことは、条件次第ではそれほど難しいことではありません。
でも、年収500万円以上の求人を選ぶ時には注意が必要です。
看護師は年収500万円以上可の求人を選ぶ時の注意点を説明していきます。
目次
看護師の年収500万円以上可の求人は場所と働き方で注意点が違う
看護師が年収500万円以上可の求人を探すことは、それほど難しいことではありません。
厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均年収は498万6200円(41.2歳)です。
つまり、40歳前後になれば、年収500万円程度を稼げる可能性が高いということです。
「じゃあ、20~30代は年収500万円以上は無理なの?」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
20~30代でも条件によっては年収500万円以上を稼ぐことは可能です。
その条件とは、場所と働き方です。
場所と働き方によっては20~30代の看護師でも、年収500万円以上可の求人を探すことはそんなに難しくありませんし、求人選びでもそこまで注意を払う必要はありません。
でも、場所と働き方によっては、20~30代の看護師が年収500万円以上可の求人を探す時には、いろいろと注意して置く必要があるのです。
都会なら珍しくないけれど、地方は注意が必要
看護師が年収500万円以上可の求人を探す時、どこで働くかは大きなポイントになります。
東京や横浜、大阪などの都会なら、年収500万円以上可の求人は珍しくありません。
20代後半で夜勤に4回入れば、年収500万円以上になる病院は意外とたくさんあります。
でも、地方の場合、年収500万円以上可の求人は都会に比べてぐっと少なくなります。
東京都と長崎県で、看護師の平均年収を比較してみましょう。
<看護師の平均年収>
- 東京都:541万6400円
- 長崎県:445万2900円
約100万円も違います。
このことからも、東京などの都会では年収500万円以上可の求人を探すのは簡単だけど、地方で年収500万円以上可の求人を探すのは難しいことがわかります。
地方で年収500万円以上可の求人を見つけたら、言葉は悪いですが、少し疑ってかかるくらいの気持ちが必要です。
その求人は何かからくりがあったり、年収を少し盛って記載している可能性もゼロではありません。
夜勤専従なら当たり前だけど、夜勤なしなら注意が必要
看護師が年収500万円以上を望むなら、働き方も大きく関係します。
もし、あなたが夜勤専従でもOKなら、年収500万円以上はそれほど難しいことではありません。
都会でも地方でも、夜勤専従の常勤なら年収500万円以上になるでしょう。
でも、夜勤なしで「年収500万円以上可」という求人は、東京でも少し疑ってかかるくらいの気持ちが必要です。
そうしないと、実は年収500万円いかなかったり、思いがけずブラック企業に引っかかったりするかもしれません。
看護師が年収500万円以上可の求人を探す時の注意点:基本的な4ポイント
看護師が年収500万円以上可の求人を探す時の注意点、まずは基本的な4ポイントを説明していきます。
この基本的な4つの注意点は、都会でも地方でも、夜勤専従でも夜勤4回でも日勤のみでも、確認しておくべき注意点です!
注意点①:基本給と夜勤手当はいくら?
看護師が年収500万円以上可の求人を選ぶ時には、基本給と夜勤手当を確認して下さい。
高年収の職場の中には、基本給は低く抑えて、夜勤手当を1回2万円のように高くして、看護師の給料を高くしているところがあります。
それでも、年収500万円以上になれば問題ないと思うかもしれません。
でも、体調を崩して夜勤に入れなくなった時。
今まで月に4回夜勤をやっていたけれど、夜勤希望者が多くなって月に2回しか入れなくなった時。
あなたの給料・年収は一気に下がります。
だから、年収500万円以上可の求人を選ぶ時には、基本給と夜勤手当の額はきちんと確認してください。
基本給が低すぎるのは絶対にNG。
夜勤手当が高すぎるのは良いことですが、少し要注意です。
注意点②:最低年収いくら?
注意点の2つ目は、最低年収はいくらなのかです。
「年収500万円以上可」ということは、「年収500万円以上も可能です」という意味であり、年収500万円を保証してくれるわけではありません。
だから、最低年収はいくらなのか?
あなたが転職した場合の年収はいくらなのかを確認しておく必要があります。
注意点③:ボーナス増減大きい?
注意点の3つ目はボーナスの増減は大きいかどうかです。
年収を計算する時に、ボーナスは大きなウェイトを占めます。
求人情報にはボーナスが5ヶ月分と記載されていても、その前の年までは2~3ヶ月分だったかもしれません。
翌年からまた3ヶ月分になるかもしれません。
ボーナスの増減が大きい職場は、年収も大きく増減します。
ボーナスが良い時は年収500万円以上になっても、ボーナスが少ないときは年収450万円以下になることもあるのです。
だから、ボーナスは安定して支給されているかどうかを確認してください。
注意点④:いくらまで年収は上がる?
看護師が年収500万円以上可の求人を選ぶ時の注意点の4つ目は、年収はいくらまで上がるのかです。
転職した時に年収500万円だったとしても、それから昇給がなければ、どれだけ長く働き続けても、年収はずっと500万円のままです。
それなら、転職時は年収が少し低くてもしっかり昇給がある職場に転職したほうが、生涯年収は高くなるかもしれません。
昇給はきちんとあるのか?
年収はいくらくらいまで上がる可能性があるのか?
これらをきちんと確認しておきましょう。
看護師が年収500万円以上可の求人を選ぶ時のの注意点:離職率は重要ポイント
看護師が年収500万円以上可の求人を探す時の基本的な注意点を4つ見てきましたが、最後は、「地方」・「20代の看護師」・「夜勤月4回目安」で年収500万円以上の求人を探す時の注意点です。
前述のように、地方で20代の看護師が標準的な夜勤回数(月4回)で年収500万円以上可の求人はレアです。
その地域の相場よりも年収が高く設定されている場合、「何か理由がある」と思ったほうが良いでしょう。
その理由とは何か?
看護師を大切にして、看護師が働きやすく、長く働ける職場作りをしているから年収が高めなのか?
それとも、あまりにもブラックな職場でみんな退職してしまうから、看護師を集めるために年収を高くしているのか?
天国か地獄かの大きな分かれ道です。
天国か地獄かを判断する指標の1つが離職率です。
離職率が高い職場は地獄行き、離職率が低い職場は天国行きと思って良いでしょう。
だから、地方で年収500万円以上可の求人を見つけたら、まずは離職率を調べてください。
日本看護協会の「2021年病院看護・外来看護実態調査」で看護職員の離職率は10.6%という結果が出ていますので、10%を上回るか下回るかで判断すると良いですよ。
この離職率調査は、「地方の20代看護師・夜勤4回で年収500万円」というだけでなく、都会でその地域の相場よりも年収が高く設定されている職場の求人を見極める時にも使えます。
まとめ
看護師が年収500万円以上の求人を探す時の注意点をまとめましたが、「私が転職したら年収はいくらなのか?」、「ボーナスは安定しているか?」、「どのくらいまで年収が上がる可能性があるのか?」なんて、求人票だけではわからないと不安に思っているのではないでしょうか?また、その職場の離職率なんて自分では調べようがありません。
そのような時は、看護師転職サイトを使って担当者に相談しましょう。
あなたに代わって担当者がこれらの注意点を全部調べてくれます。
また、年収が高くて、しかもブラックではない職場をピックアップしてくれますので、求人選びが楽ですし、転職活動のサポートをしてくれるので、転職活動をスムーズに進めることができます!
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執筆者情報
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