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看護師を辞めたいと思っている人へ…!そのモヤモヤを吹き飛ばします!

更新:2023/04/12

[転職]

看護師を辞めたいいうモヤモヤを吹き飛ばします!

こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!

「看護師を辞めたい」が、ズバリ今回のテーマです。

「仕事を辞めたい…看護師の仕事そのものを!」

「私ってそもそも看護師以外の仕事のほうが向いてるんじゃない?」

などと、誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

看護師を辞めたいと思っている人は本当に多いんです。

どうして辞めたくなるの?

辞めたらどうなっちゃうの?

そんな疑問にお答えします!

看護師を辞めたい人の心のひび割れ

「看護師を辞めたい」。

この言葉、今までに何十回聞いてきたことでしょう…

私が看護師になってから、早くももう32年……。

皆さんの悩みを聞く立場になってからもう10年以上経っています。

そんな日々の中で思う事は、看護師ほど転職率の高い職種はないんじゃないかという事です。

 

とある有名企業の健康管理部門で働いている友人が、働いている方のカウンセリングを行っていますが、一般企業で働く人たちは、看護師のように短期間での職場移動はしないそうです。

もちろん、「今の仕事を辞めたい」と思っていても、具体的に行動に移す人も少ないようですね。

  1. 看護師の仕事はハードでシビア……嫌にだってなる
  2. 救いたくても救えない命に遭遇するたび、自分の心にひび割れが出来る
  3. でも今は、そんな心のひび割れを上手に修復できない
  4. ナースメンタ―にできる事は、心のひび割れの応急処置だけ
  5. 会話すらままならない現場の荒廃

看護師の仕事はハードでシビア……嫌にだってなる

人間が生活していく上で一番怖い事、そして恐ろしい事は、自分や大切な人が病気になったり、その生命が脅かされる時です。

私たちが普通に生活をしていれば、人の死に直結する場面など、それこそ一生のうちに、ほんの数える程度しかありません。

しかし、看護師と言う職業は、人間が恐ろしいと思っている病や死に直接向き合う仕事です。

どれだけ己のメンタルをすり減らし、体力を使っても、病気の人や亡くなってしまう人は後を絶たないのです。

要するに、私たちは病と闘う命を懸けた戦場に、日々身を置いている状況なのです。

私の妹が、「病院にはお見舞いだけだって行きたくない」と言います。

白衣が怖いとか、消毒薬の臭いが嫌とかいう理由かと思いきや、「だって、病気を抱えた人の負のオーラが半端ないでしょ?あの中で仕事できる人のメンタルも半端ないと思うわ~」と感心していました。

確かに、傍から見ても、それだけキツイ仕事に見えるのでしょうね……。

救いたくても救えない命に遭遇するたび、自分の心にひび割れが出来る

誰もが看護師になる時に思う事……それは「病で苦しんでいる人を救いたい」ということです。

でも、いくら頑張っても救えない命は必ずあります。

そんな場面に遭遇するたびに、私たちの心には、無意識のうちに小さなひび割れがどんどん出来ているのです。

そしてそのひび割れを修復してくれるのは、同じ医療を提供する仲間であったり、家族であったり、友人であったり、恋人だったりします。

中でも重要なのは、やはり同じ仕事をしている仲間からのフォローではないでしょうか。

でも今は、そんな心のひび割れを上手に修復できない

けど今の看護の世界は、何かが起こるたびにインシデントやアクシデントの報告書を書かされたり、事故防止のためと執拗なヒアリングを受けたりします。

仲間がフォローし合う時代ではもうなくなってきている気がします。

心のひび割れは自分では中々自覚できません。

だから、日々の業務の中に何らかの違和感を感じていても、それを口に出して嘆くことが出来ないのです。

後輩が「なんか、仕事をしていても虚しくて……」と呟いたときに、「そうそう、それ私も経験した事があるからわかるよ」と同調し、話を聞いてあげるのが何よりの薬なのです。

現代の看護師は、たくさんの医療機器を使いこなさなければなりませんから、時間に追われてしまい、辛かった出来事や悲しかったことを口にして、お互いに労わり合う余裕すらないのです。

アフターの飲み会ですら、「パワハラだ」「アルハラだ」と言われ、先輩や上司から気軽に誘う事もできやしません

仕事中にゆっくりと話を聞いて上げる事も出来ない上に、アフターで先輩が後輩を誘って話を聞いてあげようと思っても、それすら出来ない世知辛いご時世なんですね。

ナースメンタ―にできる事は、心のひび割れの応急処置だけ

だからなのか、私を見かけると多くのスタッフが「今日、少しお時間良いですか?」と声をかけてきます。

家の愚痴、患者への不満と、とにかく相談内容は様々です。

「聴いて下さいよ!昨日、○○さんにこんな事言われたんですよ~?酷いと思いませんか?」とか、

「お風呂介助の時、ヘルパーさんに手際が悪いって言われたんです!こっちにはこっちの考えがあってしてることなのに!」

……と、本来であれば同僚同士の愚痴や話し合いで解決できる内容なども、私に相談してきます。

もちろん中にはメンタルケアに繋がるシビアな内容もありますが、私に出来る事は、あくまでも皆さんの心のひび割れの応急処置に留まります。

話を聞き、理解し、そして方向性を決める道しるべを提供するだけに過ぎません。

生活全般に渡り、個人にべったりと寄り添ってサポートできるわけではないのです。

しかしながら、身近に相談する人がいないのでしょうか……どっぷりと私に浸水し、依存する看護師もいます。

やはりそれだけ、職場内での人間関係が希薄になってきていると言えるのではないでしょうか?

ふと、職場の皆が親身になって相談に載ってくれた懐かしき昔の事を思い出しつつ、現代の現場の厳しさを実感してしまいます。

会話すらままならない現場の荒廃

また、看護師同志の軽いおしゃべりは、ある意味互いの心のケアなのだと私は思っています。

人手不足や忙しさで軽いおしゃべりすらできない最近の現場は、看護師が看護師を辞めたくなってしまう程、荒んでしまっているのだと考えざるを得ません。

そんな医療現場だから、看護師の多く(全体の70%)が看護師の仕事を辞めたいと思ってしまうのかもしれませんね。

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看護師を辞めたいと思う様々な理由

看護師を辞めたいと思う理由は他にも沢山あります。

良く言われるのは人間関係ですが、その背景には人間関係以外にも、もっと細かい理由が潜んでいるようです。

  1. 待遇改善を謳いながら、その実、待遇はさほど改善されていない
  2. サービス残業なんて当たり前の世界
  3. 業務量が多すぎる
  4. 医療ミスへの不安

待遇改善を謳いながら、その実、待遇はさほど改善されていない

ここ十数年で看護師の待遇改善が叫ばれるようになり、夜勤時間の短縮化、公休数の増加、残業時間の減少が進んだとされています。

確かに30年前に比べれば、劇的……とまでは言いませんが、かなり待遇は改善されてきたと思います。

ですが、一般企業と比べたら、その改善具合はまだまだです。

例えば、サラリーマンの場合、連休が少ないと言われた2017年ですら3連休以上の休みが10回もあり、夏休みや年末年始、ゴールデンウイークやシルバーウイークなど、企業側が休みを調整した7連休以上の休日がナント4回もあるそうです。(今後平成が終わるともっと増える予定……)

「あれ……?7連休なんて、看護師になってからもらった事あったっけ?」

と思うのが私たち看護師の世界です。

2連休だって数えるほどしかありません。

それだけ待遇面ではまだまだ一般社会と格差があると言う訳ですね。

サービス残業なんて当たり前の世界

そして、何より多いのは『サービス残業』です。

仕事に対して人一倍責任感の強い看護師は、自分の業務を終えるまでは帰ることが出来ません。

むしろ、他の看護師がまだ残って仕事をしていれば、一緒に残って仕事を片付けてから帰ります。

それは自分の仕事ではないのだから、残業申請はしない……

そんな事が当たり前になってやしませんか?

企業では退社のタイムカードをチェックした時間通りに残業代が出るのが普通です。

自分の仕事さえきちんとすれば、他の人が帰るまで自分が帰れないなんてことはまずありません。

それだけ働く世界が違うのです。

業務量が多すぎる

私の友人はオペ室で師長をしていますが、いつ連絡をしても返事が23:00を過ぎます。

「なぁに?昨日は何時まで仕事してたの?」と聞くと、

「ん~?オペ室出たのが日付が変わる少し前かな?」とさらっと言ってのけます。

無論、師長ですから残業手当は付きません。

「オイオイ、あんたの病院、どんだけサービス残業させんの?そのうち死ぬよ?」と冗談交じりで言うと、「うん。マジで、明日生きてられるか自信ない……」と返してきます。

話をしていて思うのが、その尋常ではない業務量です。

私も時折、『この病院は私を殺す気か?』と思う時がありますが、彼女は私の比ではありません。

看護師の世界で過労死はまだまだ現実のものなのです。

医療ミスへの不安

ここだけのナイショ話ですが、30年前は患者様に輸血ミスをしても、命に別条がなければうやむやにしてしまう事など、結構ありました。

ところが、医療の安全が叫ばれる昨今はそんな事は許されません。

どんな小さいミスであれ、報告を上げ原因を探り、患者様やその家族にもきちんと説明をします。

看護師と言えども同じ人間ですから、ミスをしないという事はあり得ないです。

日々の業務の中で、それが大きなプレッシャーになって私たちの上に伸し掛かっています。

万が一、自分がミスを犯して患者様が死んだりしたら……そう考えると背筋からぶわっと冷や汗が出てきます。

でもこれは、心配のし過ぎではなくて、いつだれが遭遇してもおかしくない出来事なのです。

ですから看護師は常時ピリピリしていますし、心にゆとりがなくなります。

いつも眉間にしわを寄せカリカリとしている自分を鏡で見て「あぁ……こんな自分は嫌だなぁ」と思い、辞めたいと考えてしまうのです。

看護師になりたての新人1年目や2年目の看護師が、看護師を辞めたいと思ってしまうのは、こういう不安感が強くなるからだとも言えます。

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看護師を辞めたいと思い、実際に辞めた人はどうしているのか?

看護師を辞めたいと思い、辞めるタイミングに迷いながらも退職した人はたくさんいます。

でも、辞めた後は皆さんどのような生活をしているのでしょうか?

  1. 具体的な事例 ・治験コーディネーター
  2. 具体的な事例 ・ケアマネージャー
  3. 具体的な事例 ・タクシードライバー
  4. 具体的な事例 ・水商売を経ての看護助手
  5. 具体的な事例 ・専業主婦
  6. まだまだある看護師以外の仕事

具体的な事例 ・治験コーディネーター

A子さん 34歳 女性 看護師歴11年

彼女は教育熱心で、誰よりも真面目に看護師の仕事に取り組んでいました。ベテランナースとして後輩の指導にも携わってくれて、スタッフからの信頼も厚かったのですが、ふとしたことで点滴ミス(薬剤の取り違え)をし、それを患者の家族から酷くとがめられたことが原因で、結局看護師を辞めてしまいました。

彼女が次についた仕事は、治験コーディネーターの仕事でした。看護師の仕事とは業務内容がかなり異なりますが、毎日ミスに怯えて暮らす必要がなくなり、精神的にも楽になったと言っていました。こういう仕事の仕方もありだなぁと感じたケースでした。

具体的な事例 ・ケアマネージャー

B子さん 40歳 女性 看護師歴19年

彼女はICUでバリバリに主任を務めていましたが、年齢と共に疲れやすくなり、夜勤がきつくなってきたため、看護師を辞めたいと言っていました。ですが、看護師以外の仕事に就いたことがないため、今更普通の仕事に就くのは自分には無理だと思っていたようです。

以前から高齢者に関わる仕事がしたいと言っていた彼女は、ケアマネージャーの資格を取り、看護婦の仕事を辞めて社会復帰施設に転職をしました。

ICU時代に比べると、お給料はかなり安くなったとの事ですが、精神的にも身体的にも楽になったと笑顔を見せていました。

具体的な事例 ・タクシードライバー

C男さん 32歳 男性 看護師歴 5年

彼は整形外科で仕事をしていましたが、女性ばかりの職場での人間関係に疲れたと言い、看護師を辞めました。もともと大学を卒業後、少しの間ですがサラリーマンをしていたそうですから、看護師以外の仕事に転職するのも苦にならないと言っていました。

将来的に生活に困らない収入を得たいと看護師になったそうですが、その重労働さに疲弊し、自分の考えが甘かったと嘆いていました。

タクシードライバーになってからは、人間関係に煩わされることなく、気楽に仕事をしているとのことです。

具体的な事例 ・水商売を経ての看護助手

D子さん 28歳 女性 看護師歴3年

彼女は看護師の仕事の責任の重さを負担に感じて、わずか3年余りで精神的に疲れて、看護師を辞めました。その後、しばらくは水商売のアルバイトをしていたようですが、やはり水商売の雰囲気が性格的に合わなかったらしく、また病院で働きたいと思ったそうです。

でも看護師に復帰するには勇気が要り、またあの責任の重さに耐える自信がなかったとのことで、看護師の資格を持っているのに、看護助手としての仕事に就いたのです。

看護師に比べてお給料も安いですし、介助などの肉体労働が多くなりましたが、それでも精神的にはずっと楽だと言っていました。ただ、将来的に看護師で仕事をする勇気が出てきたら、もしかしたら病院以外の場所(クリニックなど)で、看護師として働いてみようかと考えてはいるようです。

具体的な事例 ・専業主婦

E子さん 36歳 女性 看護師歴14年

彼女は看護師にしては内向的で、居るか居ないか分からないほど、黙々と仕事をする女性でした。その仕事ぶりが評価されて主任として働いていましたが、病棟師長とウマが合わなかったのか、頭に大きな円形脱毛症を発症していました。

皮膚科に通院し外用薬を使用しているとの事でしたが、そのうち胃痛を訴え、挙句、甲状腺機能亢進症との事で体調不良を理由に退職しました。ゲッソリ痩せてしまって、傍から見ても気の毒でした。

そんな彼女は家族の勧めもあり、しばらくは看護師に戻らず専業主婦をしているようです。先日偶然お会いした時は、以前の面影がないぐらい健康的になっていました。

その際、「子供の学費がかかるんで、そろそろまた仕事をしようかなと考えています」とも言っていましたね。

まだまだある看護師以外の仕事

看護師を辞めた多くの人は、看護師以外の仕事に就き、それなりに日常生活を営んでいます。

男性では警備保障会社の警備員や工場で仕事をしている人もいますし、女性ではパン製造の工房や紳士服の売り場店員、看護学校の先生や製薬会社の営業なんていう方もいました。

ですが、その多くは、また看護師の仕事にUターンしています。

せっかくの国家資格があるのに、別の仕事をするのはもったいないと考えたのかもしれません。

看護師の仕事から少し離れてみる事で、看護師の仕事の良さや大切さを感じて戻ってくるのかもしれませんね。

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看護師を辞めたいと思って他の仕事に転職しても、また看護師に戻ってくる理由

看護師の仕事に嫌気がさして他の仕事に就いたものの、やっぱり看護師としての仕事に戻ってくる人がたくさんいます。

一度看護師を辞めた人が、何故また看護師に復帰するのでしょうか?

その理由について、考えてみましょう。

  1. 第一は何と言ってもお給料の差
  2. 女性の場合、男性社会の歪に飲まれてしまう
  3. 職場での人間関係なんてどこも同じ
  4. 看護以外の仕事に上手く馴染めない

第一は何と言ってもお給料の差

看護師の仕事とそれ以外の仕事では、収入の面に大きな差が出てきます。

やはり女性の場合は、それなりに欲しい物も沢山あります

お化粧品や洋服、指輪やアクセサリーに、ブランド物のバッグなんかも欲しいでしょう。

お洒落がしたければ、美容院にエステサロンにだって行くお金が必要です。

でも、お給料の差はそういう欲求を満たしてくれるお財布を直撃します

女性の場合、看護師とそうでない職種では、年収で100万円以上の差が出ますので、やはり背に腹は代えられなくなるのでしょう。

特に看護師のように一度贅沢を覚えてしまうと、それから生活を切り詰めようとしても、なかなか難しいのが現実ですからね。

女性の場合、男性社会の歪に飲まれてしまう

あと、これは私が身をもって経験した事です。

私はシステムアドミニストレーターの資格を取り、電子カルテの導入後、システム管理室に異動して3年間そこで課長を務めました。

この部署では定期的に外部業者から営業の相談を持ちかけられます。

ですが、システム管理課の課長と聞けば、普通は誰もが男性を思い浮かべます。

本来なら課長の私に先に挨拶すべき営業マンが、最初に私の部下の男性職員の前に名刺を渡すべく並び始めるのです。

私が営業さんから名刺をもらうのは一番最後……。

そしてそこで、私が課長と判り、営業の男性陣が『しまった…』という表情をするんですね。

これは、正直、病み付きになるほど気分がいいです。(……で、その後、その営業さんを質問攻めにして遊ぶという、ちょっと意地の悪い自分が居たりします。)

要するに、この世の中はまだまだ男性優位な社会なのです。

年配女性など、『お茶くみババア』ぐらいにしか思っていないんですよね。

そしてそれは、女性が社会で仕事をし、実力を認めてもらう上で、とっても耐え難い現実となっているのです。

全国平均では、女性の係長(看護師で言えば主任)相当クラスは全体の約14%、課長(看護師で言えば師長)相当クラスはわずか7.4%しかいません。

逆にいえば、女性が実力で上にのし上げあっていける社会……それが看護師の世界なんですね。

職場での人間関係なんてどこも同じ

あとは、看護師時代に悩みに悩んだ人間関係です。

看護師の世界は圧倒的多数が女性ですから、女性独特のねちっこい人間関係にうんざりして看護師を辞めた人も多いはずです。

ですが、知ってましたか?男性が多くいる職場だって、人間関係なんて何ら変わりゃあしません。

おまけに男性ならではの人間関係のいやらしさがそこにはあります。

男性の虐めや嫌がらせほど、陰湿なものもありませんよ~。

良く男性に向かって「女の腐ったような奴」と言う例えを使いますが、いえいえ、男だってすんごいです。

納豆のネバネバの上をいくぐらいねちっこいです。

男性上司に苛めまくられた男性事務員が、私の所に相談に来たので、現場に観察に行った事があります。

……マジで酷かったです。

結局彼は重度のうつ病と診断され離職しました。

今も家の外に出れないほど症状が酷いそうです。

なぜあそこまで追い込むのか?苛めて追い込んで何が楽しいのか?私には理解できません。

看護以外の仕事に上手く馴染めない

看護師を経験している人は、それ以外の仕事の経験の無い人が多いという特徴があります。

看護師の仕事は専門性が高いので、他の人が簡単に出来ない分、逆に看護師だった人が他の仕事をすると、それもまた意外に出来ないと言うのがあります。

例えば、スーパーのレジ打ち一つとっても、最近のレジは複雑ですし、通常業務であっても今はWordやExcelなど、パソコンのソフトが使えなければ仕事にならないのが普通です。

そんな時、「私は看護師なので、パソコンは苦手なんです」という言い訳は通用しません。

そういう現実を目の当たりにしてしまうと、同じく大変なら看護師の仕事の方が良いと思えてしまうのかもしれませんね。

「それでも看護師を辞めたい……」と思っている方は、こちらをチェック!

看護師を辞めたいと思ったら、まず配置替えや転職も視野に入れる

看護師を辞めたいと思っても、すぐに辞めてしまっては、今まで培ってきたキャリアが全てゼロになってしまうというリスクがあります。

ましてや、看護師以外の仕事に転職をした場合、全くのド素人になる訳ですから、それこそアルバイトの高校生や大学生、大卒の新人サラリーマンと同じスタートラインに立つ、もしくは自分が後輩になるなんて言うことだってあり得るわけです。

  1. 自分の理解力と脳の回転速度を過信してはいけない
  2. 感情任せに怒鳴られる
  3. 収入もかなり減る
  4. もしかしたら病院勤務が向いていないだけかも……。
  5. 看護師だってのんびり仕事できる場所はある
  6. ダメ元で一度転職コンサルタントに相談してみる

自分の理解力と脳の回転速度を過信してはいけない

10代後半や20代前半の若者と一緒に仕事をするという事は、まず新しい事を覚える能力にかなりの差が出てきます。

相手はバリバリのデジタル世代ですから、様々な機械を使いこなすのを覚えるのは早いです。

「私だってまんざらじゃないはず」と高を括っていると、とんでもない事になります。

「仕事が遅い」「物覚えが悪い」「要領が悪い」と、それこそ新人ナース時代を思い出すような悪口の応酬を受ける可能性もありますので、覚悟が必要です。

感情任せに怒鳴られる

職場の上司が理不尽な言葉を吐くのは看護師界の専売特許ではありません。

看護師など全然マシです。

以前私が看護師以外のアルバイト(お総菜コーナー)をしていた時は、30代の男性が売り場主任でした。

でも、彼はイライラすると商品の入っている段ボール箱を蹴飛ばしてみたり、「チッ!」という舌打ちが癖で、とにかく嫌な感じの人でした。

ある日、思ったよりお総菜が売れずに廃棄処分となった際、完全に八つ当たりで怒鳴られたことがあります。

「売れない惣菜は、給料の代わりにお前らが持って帰って全部喰え!どうせデブってんだから、ブタになってブーブー鳴いてろ!」……です。

今だったらパワハラ&名誉棄損で訴えられても文句は言えないセリフです。

でも、下手に逆らえば手に職の無いパートのおばさんなんてすぐにクビです。

私は危うく怒鳴り返すところでしたが、その時も先輩パートさんに止められました。

皆さんよく耐えていたと思いますよ。

まぁ、私はその後すぐに辞めましたがね……。

収入もかなり減る

他職種に職業を変えると、収入がガクリと減るのが一番の問題点です。

仕事は確かに楽になるでしょうが、収入面を考えると看護師を続けていた方が良いに違いありません。

そこで考えてほしいのが看護師の資格を活かした転職です。

看護学校の先生や健診センター、訪問看護に老人施設、クリニックやデイケア、珍しい所では治験コンサルタントや電話相談窓口対応なんていうのもあります。

他にはイベント開催時の救護室で待機するイベントナースなどというのも面白そうですよね。

看護師を辞めるのではなく、看護師の資格を活かして別の仕事をするというのも、一度視野に入れてみてはどうでしょうか?

もしかしたら病院勤務が向いていないだけかも……。

看護師の仕事を辞めたいと思っている人は、もしかしたら病院などでの命に直結する業務に抵抗を感じているだけかもしれません。

看護師の仕事は、患者様の異常を早期に発見するため、ミスを防ぐために常に神経を張り巡らせている状態です。

仕事中は交感神経が優位になり、アドレナリンやドーパミンが出まくっている状態なわけです。(要するに常時戦闘モードなわけです)

ですから、イライラ、カリカリするのは当然の事とも言えます。

医師だって同じです。

ちょっと処置が遅れただけで「……ったく、使えないな……」とか暴言を吐くのは、それだけホルモンの分泌が活発になっている証拠です。

そういう現場で人間関係が嫌にならない方がおかしいのですよ。

看護師だってのんびり仕事できる場所はある

以前、友人に紹介されて江戸川の花火大会の救護所のバイトをしたことがあります。

特等席で花火を観戦しながら、ちょっとケガをした見物客の世話をするだけで数万円……「なんて美味しい仕事なんだ!」と思ったもんです。

中学生の修学旅行の付き添いも楽しかったですし、検診車に乗って会社の健康診断に行くのも楽しかったですね。

もれなくお土産付きでした。

せっかく苦労して取得した看護師資格なんですから、使わない手はありません。絶対にもったいないです。

働く場所を選んで仕事をするだけで、かなり変わると思いますよ。

ダメ元で一度転職コンサルタントに相談してみる

看護師を辞めたいのなら、辞めるのは簡単です。

いつでも辞められます。

ですが、その前に一度転職サイトの転職コンサルタントに相談をしてみてはどうでしょうか?

「本当は看護師を辞めたいと思っている」ことを素直に伝え、どうしてそう思っているのかを正直に話してください。

おそらくその会話から、「では……、こういう職場ではどうでしょうか?」と様々な条件の案件を紹介してくれます。

もちろん、仕事を始める時期や待遇についても先方と相談してくれますので、看護師を辞めたいと思っているぐらい疲れているあなたには最適なパートナーになってくれます。

加えるなら、1社ではなく複数の転職サイトに登録して、様々な案件を紹介してもらった方が良いです。

その中から自分に合った場所をじっくり探してみるのも良いと思いますよ。

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執筆者情報

ナースの楽園編集部
ナースの楽園編集部
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