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看護師の40代での転職は、実はそんなに甘くなかった?!

更新:2018/09/25

[転職]

看護師の40代での転職は、実はそんなに甘くなかった?!

こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!

看護師の40代での転職について、今回はお話します。

「もう40代だけど、この年齢での転職って難しいのかな?」

「最近、疲れが取れなくなってきた…今後の事を考えて、もっと楽に働ける職場に移りたい」

「40代になって子育ても一段落!そろそろ仕事に復活したいんだけど、この年で良い仕事なんて見つかるのかな?」

なんていう声を耳にします。

若い頃はがむしゃらに働いてきたナースも、40代に入ると色々悩みが出てきますよね?

でも、40代での転職って、実は意外に難しい事をご存知でしたか?

今回は、「今の自分に合った新しい仕事を探したい!」というあなたのために、難しいと言われる40代での転職でも、上手に見つけるコツをお教えしちゃいます!

看護師が40代で転職する主な理由とは?人間味あふれるリアルな諸事情

看護師が40代で転職する理由って、どんなものが多いと思いますか?

看護師になって、若いうちはバリバリ仕事をこなし、どんなにハードな仕事をしても一晩寝れば翌朝に復活!……なんていう時代もありましたが、看護師も40代になるとそうはいきません

夜勤明けでは高い栄養ドリンクを一気飲みし、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされ、せっかく稼いだお金も、マッサージやリラクゼーショングッズで飛んで行き、自分のメンテナンスに使う額が増える一方だったりします。

病気知らずだった体も、40代ともなると徐々に病気に悩まされるようにはなっていませんか?

何だかどんどん情けない話になってしまいますが、これが働き続けたナースのリアルな姿なのではないでしょうか。

そうやって頑張って来た40代の看護師が転職を考える主な理由とは、一体どのようなものなのか、見ていきましょう。

  1. 40代での転職理由ベスト5
  2. 体力の衰えなどによる労働環境の改善のため
  3. 親の介護など家庭の事情によるもの
  4. 子供の教育費が必要なため、もっとお金が必要
  5. 責任のある立場や複雑な人間関係から逃れたい
  6. 子育てが一段落したので復職したい

40代での転職理由ベスト5

看護師が40代で転職を考える理由は人さまざまではありますが、主な転職理由は次のようになります。

  1. 体力の衰えなどによる労働環境の改善のため
  2. 親の介護など家庭の事情によるもの
  3. 子供の教育費などで、もっとお金が必要
  4. 責任のある立場や複雑な人間関係から逃れたい
  5. 子育てが一段落したので復職したい

このような事情により転職を考える人が多いです。

体力の衰えなどによる労働環境の改善のため

40代になると、20代・30代の頃とは違い、明らかな体力の低下を感じる人が増えてきます。

何を隠そう私もその一人ですが、それまでは何一つ病気をしなかったのに、急にカクンと体力が衰え、病気がちになってしまいました。

「夜勤が辛くて夜勤の無い環境に移りたい」「残業の少ない職場へ移りたい」「勤務時間が短い自宅の近くの職場へ移りたい」「もっと休みを取りたい。もう少しのんびりしたい」というように、がむしゃらに働いていた時期を終え、時間的にも体力的にも、ゆとりを持った生活をしたいというのが本音のようですね。

親の介護など家庭の事情によるもの

自分が年を取るという事は、当たり前のことながら両親も年を取るという事です。

両親が高齢になると避けては通れないのが「介護」という問題です。

自分の親だけでなく、配偶者がいる場合はその親の介護もしなければならないので、その問題は深刻です。

「ふとしたことで親が転んで骨折し、その後、要介護になってしまった」

「加齢による認知症を発症してしまった」

「認知症とまではいかないが、親が高齢になったので、火の始末や普段の生活が心配で目が離せない」

など、その家庭によって理由は様々ですが、どのような事情であれ、親の介護が大変な事に変わりはありません。

その他にも、夫のリストラや転職だったり、子供の学校に通学しやすい区域への転居だったり、家庭の事情で、今の仕事を続けることが難しい場合が多いです。

子供の教育費が必要なため、もっとお金が必要

こちらは子供が私立の高校や大学に入ったため、多額の学費が必要で、今のお給料よりもっとお給料の良い職場に転職を希望するケースです。

こちらは単にお給料が良い職場へ転職するだけでなく、ダブルワークがしやすい環境に転職するパターンも多いです。

例えば、夜勤明けの日の夕方から、また他の病院の夜勤に入る……という例ですが、この場合、自分が常勤で働いている職場の夜勤がハードだと、そのままバイト先の夜勤になんて入れませんよね。

なので逆に、常勤としては夜勤が楽な職場を選ぶというものです。

それでも、夜勤に続けて入るなんて、どれだけハードな労働環境なんだと思ってしまいます。

それも全て子供のためというのですから、本当に凄いですよね。

責任のある立場や複雑な人間関係から逃れたい

看護師も40代になると、主任や師長など、責任のある立場に就くケースが多くなります。

責任のある立場と言うのは、その分ストレスも倍増なわけですから、その環境が嫌になってしまうのは良くわかります。

加えて、同じ職場に長くいると、ややこしくて複雑な人間関係に巻き込まれるケースも増えます

この場合、そんな環境から早く離れたいと思うのは、仕方のない事ですよね。

子育てが一段落したので復職したい

こちらは転職とは少しケースが違いますが、子育てが一段落したので復職したいというのは、40代で看護師の仕事を探す人が多い理由の一つです。

20代~30代で出産し、子育てに専念したいと看護師の仕事から離れていた人が、子供が学校に通学するようになることで、若干時間に余裕が生まれます。

そうすると、「子供の将来の学費を稼ぎたい」と言う理由で、復職しようとする人が増えてきます。

子育てを終えて復職を考えている人はこちらもチェック!

子育てはひと段落したけど、夜勤はまだやりたくない……と言う人は、こちらもチェック!

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看護師の40代の転職が難しいと言われる理由

看護師の40代での転職は、一般的には難しいと言われています。

というのも、雇用側が40代の看護師を採用するには、ある程度の勇気が要ります。

それは、40代と言えば看護師としてベテランである可能性が高いため、お給料を高く支払わなければならない事です。

高額な給与を支払ったにも関わらず、万が一雇用側が望むような業績をあげてもらえなかった場合は、無駄なお金を支払っているという事になってしまいますから、採用側も慎重にならざるを得ない訳です。

それ以外にも40代の看護師を採用する際に、雇用側が敬遠する理由がいくつかあります。

今度はその理由についてお話しします。

  1. 雇用側が40代の看護師を敬遠する理由
  2. 体力がないため、ハードな仕事は難しい
  3. 新採用時の年齢制限にひっかかる
  4. 基本給を高く支払わなければならない
  5. 体調を崩して休まれたら困る
  6. 愚痴や文句が多く、職場のモチベーションを下げそう

雇用側が40代の看護師を敬遠する理由

雇用側が40代の看護師の採用を敬遠する理由は以下のようなものになります。

  1. 体力がないためにハードな業務は難しい
  2. 新採用時の年齢制限にひっかかる
  3. 基本給を高く支払わなければならない
  4. 体調を崩して休まれたら困る
  5. 愚痴や文句が多く、職場のモチベーションを下げそう

 ……酷い言われ様ですよね。

雇用側によっては、40代に払う給料で体力のある20代のナースを2人雇えるという安易な考え方をしている所も少なくないので、それが40代の看護師の転職が難しいと言われる大きな原因なのかもしれません。

体力がないため、ハードな仕事は難しい

確かに事実だとは思いますが、これを言われてしまったら看護師が体力重視なだけの仕事だと思われかねません。

本来患者様の身になって考えたら、若いナースよりもベテランナースにケアをしてもらった方が安心する訳ですし、後輩を指導する立場としても、40代の経験値の高いナースは必要不可欠です。

ただ、急性期のような体力が必要な場所では、あまり歓迎されないというのはあるかもしれませんね。

新採用時の年齢制限にひっかかる

これは単純に病院などで採用時の決まりとして「看護師の新採用は35歳まで」等と年齢制限が決められている所が多いという事です。

私も以前転職先を探した際に、電話で問い合わせをしたら、「当院は、新採用は35歳までとなっております」と断られ、面接まで行きつかなかったケースが何件かありました。

ですが、これは経営方針なので止むを得ないですね。

基本給を高く支払わなければならない

看護師の基本給を算定する場合、どうしても経験年数と言うのは考慮しなくてはなりません。

前にも少しお話ししましたが、40代のナース一人に払う給料で、若い20代のナースを2人雇えるという点で、単に看護師の数合わせだけを考えると、必然的にそうなってしまいます。

しかし、これは仕事がハードで、『看護師なんて質より量だから数だけ揃えれば良い』というブラック病院にありがちな考えなので、逆にそういう病院はこちらから願い下げですけどね。

ブラック病院だけは嫌!どうにかして回避したい……という人はこちらをチェック!

体調を崩して休まれたら困る

これは悲しい事ながら、40代のナースに多いという事実があります。

特に40代後半から50代前半に多いのですが、女性の場合は閉経の時期とも重なるせいなのか、不思議とその時期に体調不良を訴える人が増えて来るのです。

内科的な疾患やうつ病も多いですが、一番多いのは眩暈やギックリ腰ですね。

提出される届出書を見ていると、休む原因として圧倒的に多い気がします。

ある意味これは看護師の職業病なのではないかとすら思えてしまいます。

愚痴や文句が多く、職場のモチベーションを下げそう

これは、中途採用した40代のナースの中に、たまたまそういう人がいたために、40代の看護師が全てそうでもあるかのような、悪い印象を持たれているのではないかと思います。

確かに人間、人生の半分近く生きてくると、自己主張も強くなりますし、イエスマンではいられなくなってしまいます。

特に看護師はなまじ弁が立つので理屈っぽくなりがちです。

看護師も40代となれば知識も豊富になりますし、それまで経験してきた病院でのノウハウもありますから、新しく勤めた所で気になる事があれば、「前の病院ではこんな効率の悪いやり方はしていませんでした」とか言いたくなる気持ちも分かります。

業務改善のために意見を言うのは当然の事ですから、それは悪い事だと思いませんが、古くからいるナースからみれば、「何を生意気なこと言ってんの?」と、なってしまうのもありがちな話でしょう。

採用側が、今までの経験上、中途採用などで『40代に転職してくる看護師は、愚痴や文句が多くて、職場のモチベーションを下げそうだから遠慮したい』となったのも、そういうイメージから来るものかもしれませんね。

中途採用でも上手に転職したい!という方はこちらもチェック!

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看護師の40代の転職では、セールスポイントを上手に売り込むと良い

40代の看護師が転職をする際に、雇用側が敬遠してしまう理由をお話ししましたが、だからと言って全てのナースの転職が難しい訳では決してありません

自分のセールスポイントをしっかりと見極め、上手にアピールすれば、40代でも上手に転職ができます。

  1. 雇用側は40代の看護師に何を求めているのか?
  2. 求める診療科での経験年数があり、即戦力になる人は採用率が高い
  3. ベテランのジェネラリストナースは需要が高い
  4. 専門資格や認定資格などを持ったスペシャリストナースも採用されやすい
  5. 夜勤ができ、労働時間への希望が少ない人は重宝される
  6. 40代の転職は自分の意思を明確にする

雇用側は40代の看護師に何を求めているのか?

雇用側が40代の看護師を敬遠するのとは反対に、「40代でも、こういうナースなら是非雇いたい」と思うのはどのような看護師なのでしょうか?

  1. 求める診療科での経験年数があり、即戦力になる人
  2. 様々な科を経験し、オールマイティに活躍してくれそうなジェネラリストナース
  3. 専門資格や認定資格などを持ち、看護レベルの底上げに力を発揮してくれそうな人
  4. 夜勤ができ、労働時間への希望が少なく、制限がない人

確かにこういう人材であれば大歓迎だと言わざるを得ませんよね。

求める診療科での経験年数があり、即戦力になる人は採用率が高い

転職先で求められるのは、どの職場でも大抵「即戦力になる人」を求めています

経験年数はあるのに、配属したい科の経験が無く、一から指導しなければならないのでは意味がありません。

そういう点でも、過去に経験したことのある診療科を希望すれば、採用率は高くなります

ベテランのジェネラリストナースは需要が高い

例えば、総合病院で複数の診療科の経験があると採用率が上がります

これは採用後にどの科へ配属しても即戦力になり得ると判断されるからです。

加えてオールマイティに仕事が出来る人は、何らかの役割を振っても卒なくこなしてくれますし、突発的な急変や事故などに臨機応変な対応もしてくれます。

「専門分野には詳しくても、他の分野はちょっと苦手……」というナースにとっても、苦手な突発的な専門外のケアをカバーしてもらえるので有難い存在になっています。

医療分野で専門性が進化している今、あえてベテランのジェネラリストナースに対しての需要が高まっていると言えますね。

専門資格や認定資格などを持ったスペシャリストナースも採用されやすい

一方、ジェネラリストとは逆に、専門性をとことん追求したスペシャリストナースも相変わらず需要は高くなります。

広く浅い知識はあるものの、まだ根拠の理解まで至らないナースに対して指導をしてもらえることで看護の質を上げ、専門的な学びを深めるためには、どうしても専門看護師や認定看護師による教育が必要になります。

そのため、スペシャリストナースは現場のナースからも雇用側からも歓迎されます

夜勤ができ、労働時間への希望が少ない人は重宝される

これも当たり前と言えば当たり前ではあります。

就職先を探しているのに、『子供が小さいので仕事は日勤だけで、土日・祝日の勤務は出来ません』と言われたら、採用側としては「ちゃんとフルで働いてくれて、休日出勤も嫌がらずにしてくれる人の方が良い」となります。

これは当然の事と言えば当然です。

家庭の事情などで時間制限が多い人は、お給料は少し下がるかもしれませんが、そういう勤務体制でも可能なナースを募集している職場を探す必要があります。

40代の転職は自分の意思を明確にする

看護師も40代にもなれば、かなりの経験を積んでいますので、おそらくどんな環境に転職しても適応できます。

要するに仕事の幅が広がるという利点があります。

そのため、自分は今後どういう仕事をしていきたいという希望を明確にし、自分に合った職場選びをする必要があります。

もし体力面で不安があり、時間的にもゆとりを持って仕事をしたいと言う人には、日勤などに絞って転職先を探すと良いでしょう。

そういう人には、

  • クリニック
  • デイケア
  • 訪問看護ステーション
  • 有料老人ホーム
  • 介護関連施設

……等がお勧めです。

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看護師の40代の転職は出来るだけ多くの求人をチェックする

如何でしたか?

40代で転職をする場合、体力面やお給料面等で雇用側が採用を敬遠する可能性がある事、反面、即戦力になる経験者やオールマイティに働いてくれそうなベテランのジェネラリストナースや、専門資格や認定資格を持ったスペシャリストナース、勤務時間に個人的な制限を加えない看護師は重宝される傾向にあるという事をご理解頂けたでしょうか?

40代での転職を成功に導くためには、あなたを採用したい人材だと思わせる必要があります。

そのためには、「雇用側がどのような人材を求めているのか?」という情報を前もって知り、それに沿ったアピールをすることが大切』です。

  1. 雇用先が求める人材について知る
  2. 一人で探すのが不安な人は、転職コンサルタントを利用する

雇用先が求める人材について知る

雇用先が求める人材について知るには、その職場のホームページを見たり、事前に病院を見学に行ったりして調べます

例えば、看護師の年齢層が全体的に高いようであれば、40代の看護師でも採用してくれる可能性は大きいです。

しかし、どう見ても20代の若い看護師ばかり目立つと言う時は、『若い職員に対して、自分は教育ができる』ということをセールスポイントとしてアピールしたほうが良い……ということになります。

履歴書や職務経歴書では、自分が経験してきた診療科やセールスポイントを上手にアピールしましょう。

もちろん、採用してくれやすい職場を探すため、また自分の希望にあった職場を探すために、求人はできるだけ沢山チェックした方が良いです。

40代の看護師でも採用してもらえるような、上手な履歴書や職務経歴書が書きたい!という人はこちらもチェック!

一人で探すのが不安な人は、転職コンサルタントを利用する

40代の看護師でも積極的に採用してくれる職場を探したり、自分が行きたいと思った職場が、40代のナースに対してどのような条件を求めているかという情報を収集したりするのはとにかく大変です。

ましてやできるだけたくさんの求人に目を通すのは、忙しい人にとっては難しいでしょう。

でも、そんな時に役に立つのが転職サイトの転職コンサルタントです。

転職コンサルタントなら、数多くの求人情報を手掛けているので、40代の看護師でも採用をしてくれる求人リストを沢山持っています。

加えて、希望する職場の望む人材についても詳しくヒアリングしてくれますので、採用時に有利な情報も仕入れてくれます。

看護師で40代になってから転職を考えている人にとっては、転職コンサルタントは大変頼もしい存在になる事間違いなしです。

転職コンサルタントを活用して、難しいとされる40代の転職を、ぜひ成功させてくださいね!

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執筆者情報

ナースの楽園編集部
ナースの楽園編集部
ナースの楽園は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。

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