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看護師が退職できない!?上手に退職する方法とは!

更新:2023/03/31

[転職]

看護師の仕事を退職できない方へ

こんにちは!Kaorunです。いつもお仕事お疲れ様です!

看護師が退職できない状態について、今回はお話ししたいと思います。

「退職したいとずっと思っているのに、どうしても認めてもらえない」

「職場の状況を考えると辞めたいなんて言い出せない」

なんて思っている方、実はとっても多いと思うんです。

看護師の仕事をどうしても退職できないと悩んでいるあなたへ……

退職できないでいる看護師が職場の引き留めに負けない手段を教えちゃいます!

看護師が退職できない一番の理由は、職場の引き留め工作にあった!

看護師が退職できないのは何故なのでしょうか?

まずはそこから考えていきたいと思います。

看護師として働いていると、まず一度は思う事が『転職したい!』です。

労働環境が劣悪で自分の時間が取れないとか、人間関係が最悪だとか、様々な理由で退職を決意しても、中々看護師の仕事を辞めさせてもらえないということは良くある事です。

  1. 看護師不足は病院経営に多大な影響を与える
  2. 看護師の雇用は死活問題
  3. まずは「冷静になりましょう」攻撃で退職できない
  4. 次に、「あなたは職場にとってとても大事」攻撃で退職できない
  5. 最終的には待遇改善や部署異動攻撃で退職できない
  6. 休職や休暇を促す場合も
  7. パートやアルバイトへの移行を勧められるケースも
  8. 職場側の引き留め工作は侮れない

看護師不足は病院経営に多大な影響を与える

どのような病院でも施設でも、看護基準や営業規定があり、そこで働く看護師の数は細かく決められています。

経営状態に余裕があれば余分に看護師を雇う事も出来ますが、殆どはぎりぎりの看護師数で経営をしているはずです。

そうすると、年に一度は必ず厚生労働省から就労している看護師の勤務状況(本当に既定の数以上の看護師が働いているか)の細かいチェックが入る訳です。

ここでもし看護師の数が規定に満たない場合は、基準違反として中規模病院だと数千万円から億単位の返金が求められてしまうのですから大変です。

必要最低限の看護師数を確保するのは、病院側の責務なんです。

看護師の雇用は死活問題

そんな状況ですから、看護師は年がら年中売り手市場です。

病院側は一人雇用するのに数十万円から100万円単位の経費がかかるので、看護師の退職などもっての外なわけですね。

看護師が『辞めたい』という意思表示をするだけで、病院側はあの手この手で退職できないように引き留めます。

主には病棟師長などの管理職による面談ですが、これがまた引き留め上手で中々すぐには退職できないのです。

まずは「冷静になりましょう」攻撃で退職できない

まずは冷静になりましょう攻撃

まず、職場内の人間関係やちょっとした不満が退職理由であった場合は、管理者が看護師の話を聞きます。

そして「そう…それは大変な思いをしたわねぇ…」と同調しながら、看護師の想いを汲み取ります。

「でも、冷静になって考えてみて?その人のせいで自分が仕事を辞めるなんて、おかしくない?」と、相手が辞めるならともかく、自分が辞めるなど『損』というイメージを抱かせます。

そして、人間関係の調整をするという条件を提示します。

すると、人間関係やちょっとした不満の看護師であれば「師長さんが分かって下さるなら……」と言った具合で退職を回避できます。

次に、「あなたは職場にとってとても大事」攻撃で退職できない

あなたは職場にとって大事攻撃

そして、次に自分は看護師に向いていないとか、職場に向いていないと言った理由の看護師に対しては「あなたはこの職場にとって、とっても大事な存在なの」というアピールをします。

普段尊敬している上司や、目上の人間に改まってこのセリフを言われるだけで、大概の看護師ならイチコロです。

結局は退職できない、ということになります。

 

 

最終的には待遇改善や部署異動攻撃で退職できない

最終的には待遇改善や部署異動攻撃

面談をしても看護師の意志が固く、中々辞意を撤回しない場合は、「それほど言うなら、上に掛け合って、あなたの仕事がし易い環境になるようにしてみます」という手段に出ます。

夜勤がきつければ外来や夜勤の少ない部署に異動をさせるように働きかけますし、残業が多くてしんどいと言う場合は、残業の少ない部署に異動できるように、人事に働きかけると伝えるだけで、退職の意思が揺らぎ、「退職できない」となります。

 

休職や休暇を促す場合も

体調不良やメンタル的な理由であれば、「じゃあ、少し休んでみる?」と休職や短期休暇の取得を勧める場合もあります。

病気を理由に退職を求め出ると、このケースに誘導される場合が殆どです。

そうすると、やはり退職できない状況に持っていかれてしまいます。

パートやアルバイトへの移行を勧められるケースも

「もっと専門的な勉強をしたい」とか、「子育てに専念したい」とか言う理由の時は、アルバイトやパートへの移行を勧め、少しでも働くように言われます。

看護師にしてみれば「そこまでして自分を必要としてくれているのか」と思い、「少し考えてみます」と譲歩した上で、「やはりもう少し頑張ってみます」となるケースが殆どで退職できないのです。

職場側の引き留め工作は侮れない

何だかんだ言われても、所詮は一時しのぎにしかならないのですが、それでも職場側はあの手この手を使って退職するのを引き留めようとするので、よほど辞める決心が固くないと退職できない、というのが現状ですね。

「それでも何とかして今の職場を辞めたい」と思っている方は、こちらをチェック!

看護師が退職できない具体的なケースについて

看護師が退職できない、または退職を希望しても中々辞められなかった事例を少しご紹介しましょう。

  1. 辞めたいと訴えても中々取り合ってもらえない
  2. 実現しもしない部署異動案で引き伸ばされた
  3. 年金手帳を人質に取られた
  4. 保健師の資格を取るために辞めたいと言ったらパートにさせられた
  5. 退職をしたいと申し出ても、一度でOKは出ない

辞めたいと訴えても中々取り合ってもらえない

24歳 女性

看護師2年目になりました。就職してすぐに、「あ、この病院、なんか違うな」とは思っていたんですが、プリセプターと合わず、先輩たちにも中々馴染めずにいました。同僚ともあまり意見が合わず、職場の雰囲気が悪くて自分は無視されているような気がします。辞めたいと師長に申し出たら中々取り合ってもらえず、面談は何とかしてもらえたのですが「今辞めてどうするの?」と言われ話も延ばし延ばしに……。最終的には「無理」と言われてしまいました。退職できないで、いつまでこんな所で我慢すれば良いのか……もう、限界です。

実現しもしない部署異動案で引き伸ばされた

33歳 女性

看護師歴11年目になります。去年8月に勤めていた病院を辞めて、9月から今の職場に移ってきました。中途採用という形なので、職場の雰囲気自体があまり歓迎ムードではなかったのですが、処置の仕方やら何やらがかなり古い方式なので、つい「こっちの方がやりやすい」と言った途端にイジメに遭い出しました。看護師経験もそこそこあるので、淡々と仕事はしていますが、まだ経験の浅い新人まで、最近は私と目も合せようとしません。これは裏で故意に命令を出している人がいる証拠かと……。耐えられずに師長に辞めたいと話したら、部署替えも検討してくれると言う話でしたが、結局は「就職してまだ日が浅いので無理」と言われてしまいました。いつまで耐えなきゃいけないのか。でも、年が明けたらもう一度トライします。

年金手帳を人質に取られた

40歳 男性

看護師になって17年経ちました。ここ10年以上は精神科で働いてるけど、暴れる患者の対応を全部男性に依存するのが嫌になり、辞めたいと申し出たところ、男性職員は貴重な人材だから難しいと言われた。いっそのこと、ドタキャンで辞めてやろうかと思ったけど、実は年金手帳を預けたまま、返してもらってないことに気づいた。それって違法だよね?この病院、やっぱりサイテーだな。今度ハローワークにでも聞いてみようと思う。

保健師の資格を取るために辞めたいと言ったらパートにさせられた

22歳 女性

保健師希望だったのですが、試験に落ちたため看護師として勤務することになりました。でもいざ働いてみると仕事が忙しくて勉強をする暇がない……。そこで退職を希望したら、「今辞めても良いことないわよ」「勉強しながら仕事をしている人なんてたくさんいる」と諭され、パートに変更するように勧められました。

パートで働きながら勉強はしてますが、やはり忙しい事に変わりはなく、やはり辞めておけば良かったと後悔しています。

退職をしたいと申し出ても、一度でOKは出ない

このように、退職を希望したとしても、一発OKで退職を聞き入れてくれることは少ないです。特に新人看護師の場合は、今の仕事を辞めても良いことは無いと、まず辞めさせては貰えないようです。

退職理由にもよりますが、退職を希望したらまず引き止められることは覚悟しながら、辞める方向へと話を誘導していきましょう。

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看護師が退職できない場合、どういう理由なら辞められるか

看護師が退職できないケースはこのように多くあります。

中途退職はトラブルの原因にもなりますので、時期を見極めて退職を希望したり、強い引き止めに合っても折れない強い辞意が必要になります。

  1. 退職理由として引き止めに合うもの
  2. 退職理由として比較的容認され易いもの
  3. 今の職場とトラブルを起こさずに穏便に退職をしたい場合は……。
  4. 退職する時のマナーとして時期を見極めるのは必要な事
  5. 働く側には『辞める自由』がある
  6. 退職できないときの究極の裏ワザとは?
  7. 退職できないなら、思い切って転職コンサルタントに相談してみる

退職理由として引き止めに合うもの

退職理由として、次の内容は引き止めに合い、退職できないケースが多くあります。

  1. 職場環境や人間関係、夜勤ができない等、現在の仕事環境を理由にした場合
  2. 自分は看護師に向いていない等、自分の力量不足を理由にした場合
  3. 進学を理由にした場合
  4. 体調不良を理由にした場合
  5. 子育てを理由にした場合

職場環境や人間関係、夜勤ができない等、現在の仕事環境を理由にした場合

⇒環境の調整をすることを理由に引き止められる

自分は看護師に向いていない等、自分の力量不足を理由にした場合

⇒看護部にとって、あなたは大切な人材だと諭される。

進学を理由にした場合

⇒パートやアルバイトなど、時間短縮の勤務を提案される

体調不良を理由にした場合

⇒今後の回復が望めない重篤な場合を除き、短期休養や休職を勧められる

子育てを理由にした場合

⇒パートやアルバイトなど、時間短縮の勤務を提案される

退職理由として比較的容認され易いもの

それでは、どういう退職理由が一番認められやすいのでしょうか?

  1. 親の介護
  2. 転勤
  3. 次の仕事を既に決めた
  4. 給与など待遇面への不満

親の介護

単体ではパートを提案される場合があるので、自分の体調不良やその他の理由を一緒にすると良い。

転勤

夫の転勤や転居などで、距離的に通勤に無理があると主張する。

単身者なら田舎へ帰省するなども一つの手段。

次の仕事を既に決めた

次の勤務先を既に決め、何月何日から勤務することに既に決っていると主張する事です。(但し、非常識だと思われてしまう可能性もありますので、この方法を使う時は注意が必要です。)

給与など待遇面への不満

職場が給与面で譲歩できないぐらいの金額が足りないと主張する事が大切。

(この場合も、職場側には「何言ってんの?」というように不快を買います。その覚悟で提示しましょう。)

今の職場とトラブルを起こさずに穏便に退職をしたい場合は……。

いかに看護師が売り手市場で、個人情報保護法があるから自分の情報が守られているからと言っても、医療業界には微妙な横のつながりがあって、前の職場での悪い評判などは比較的早く広がりやすいという性質があります。

そのため、辞意を伝える前に次の職場をもう決めたと言うのは、辞め易いですが、前の職場のあなたに対する評価をかなり下げる事になります。

要するに非常識だという枠組みに入ってしまう訳です。

給与面や待遇への不満で退職した場合も同様です。

できれば自分の個人的な理由で退職したいと申し出るのが得策でしょうね。

退職する時のマナーとして時期を見極めるのは必要な事

退職をするときは、4月・7月・12月の新入職やボーナス後の職員の出入りの激しい時期を狙うと比較的良いと思われます。(逆にその時期に「人手が足りなくなるからダメ」と言うのであれば、自部署の看護師数が比較的潤っている時期を狙うと言う手もあります。)

一度辞意を伝えた際に「人手が足りなくなるからダメ」と断られた場合は、1~2ヶ月間を開けてから「自分も職場側に譲歩して時期をずらしました」と主張するのもアリです。

通常1~3か月前には(最低でも2週間前)辞意を伝え、辞表を提出する必要があります。

要するに辞める際に出来る限り今の職場に迷惑をかけないようにして辞めると言うのが社会人としてのモラルになります。

辞める場合は、辞める側の配慮として、勤務表が出来上がる前にはきちんと辞意を表明して、他の人に迷惑がかからないようにしましょう。

働く側には『辞める自由』がある

法律には『辞める自由』というのがありますので、本来辞める事は職場側では止められません。

期限の定めのない労働契約は、原則として退職する2週間前に辞職の予告をする必要があります(民法627条)が、月給制の場合は、月の前半に意思表示をしなくてはなりませんし、年俸制の場合は民法の規定により3か月以上前に辞職の意思を表示しなければならないとなっています。

これさえ守れば、本来なら辞める事を止められる事は無いはずなのです。

しかし、職場ごとの就業規則に契約時にサインをしている場合は、それにそぐわない場合、契約違反として訴えられる可能性もありますので注意が必要です。(でも、殆どの場合は、病院側も痛い腹を探られたくはないので訴えたりはしません。)

退職できない時の究極の裏ワザとは?

正当な理由で退職を希望しても、簡単に退職できないのが看護業界です。

では、どうすれば上手に辞められるのか?

……それは相手の一枚上手を行くことにあります。

 

できれば先に今の職場よりも待遇が良い次の就職先を見つけておき、今の職場には秘密にしておきます。

そして家族の介護や転勤という理由を言い(ハッキリ言って嘘をつくことにはなりますが……)辞めるというのが究極の裏ワザです。

これはあくまでもあなたのモラルが許すなら……という内容ですが、人事を請け負う側としては、最近ではこの程度は皆さん当たり前のようにやっています。

逆に退職まで時間の猶予を貰える分、ドタキャンのように急に欠勤して、出て来なくなるよりマシだと思えてしまいますね。

ただ、ウソがばれた時は気まずくなってしまいますので、あくまでもそこまでしてでも辞めたいという時に使用して下さい。

退職できないなら、思い切って転職コンサルタントに相談してみる

「辞めたいと言ったら師長は仕方ないと言ったのに、看護部長にはダメだと言われ、認めてもらえなかった」

「うちで無理に辞めたら、もう他では働けないと脅された」

「クリニックを辞めたいと言ったら、ここですら無理なのに、他で勤まる訳はないと言われた」

など、退職トラブルは実に多く発生しています。

 

「自分でも、もうどうしていいのかわからない……」そんな時は、思い切って転職サイトの転職コンサルタントに相談してみましょう。

転職コンサルタントは様々なケースに対応していますので、退職できない際の上手な退職方法についてアドバイスをしてくれます。

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執筆者情報

ナースの楽園編集部
ナースの楽園編集部
ナースの楽園は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。

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